特許
J-GLOBAL ID:201603005816253198

直噴エンジンの燃焼室構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-262406
公開番号(公開出願番号):特開2016-121630
出願日: 2014年12月25日
公開日(公表日): 2016年07月07日
要約:
【課題】キャビティによって構成される燃焼室内に混合気層と断熱ガス層とを形成するよう構成された直噴エンジンにおいて、所定の噴霧角で噴射した燃料噴霧につき、特定方向に、燃料噴霧の飛翔距離が長くなって、キャビティの壁面に燃料噴霧が接触してしまうことを抑制する。【解決手段】シリンダヘッドの天井部170には燃料噴射弁6が配設されると共に、その噴射先端に隣接して、放電電極(点火プラグ7)の先端部が配設される。天井部には、放電電極の先端部を収容する凹部131が設けられる。ピストン16に設けられたキャビティ163の中心は、シリンダのボア中心に対してずれている。燃焼室17内を、燃料噴射弁の噴射先端と放電電極の先端部とを通る平面で切った縦断面において、噴射先端を挟んで、放電電極が配設された側のキャビティの壁面形状は、逆側のキャビティの壁面形状よりも、噴射先端からの距離が長くなるように構成されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
シリンダに内挿されかつ、その頂面から凹陥するキャビティを有するピストンと、 前記シリンダの内周面及び前記ピストンの前記頂面と共に、燃焼室を区画する天井面を有して構成されたシリンダヘッドの天井部と、 噴射先端が前記燃焼室内に臨むように前記シリンダヘッドの前記天井部に配設されかつ、前記噴射先端から前記キャビティに向かって、所定の噴霧角で燃料を噴射するよう構成された燃料噴射弁と、 前記シリンダヘッドの前記天井部において前記燃焼室内に臨む先端部が、前記燃料噴射弁の前記噴射先端に隣接して配設された放電電極と、を備え、 前記シリンダヘッドの前記天井部において前記燃料噴射弁の前記噴射先端に隣接した位置には、前記放電電極の前記先端部を収容する凹部が、その天井面から凹陥して設けられており、 前記キャビティの中心は、前記シリンダのボア中心に対してずれており、 前記燃焼室内を、前記燃料噴射弁の前記噴射先端と前記放電電極の前記先端部とを通る平面で切った縦断面において、前記燃料噴射弁の前記噴射先端を挟んで、前記放電電極が配設された側の前記キャビティの壁面形状は、前記噴射先端を挟んだ逆側の前記キャビティの壁面形状よりも、前記噴射先端からの距離が長くなるように構成されている直噴エンジンの燃焼室構造。
IPC (3件):
F02B 23/10 ,  F02B 23/08 ,  F02F 3/26
FI (6件):
F02B23/10 G ,  F02B23/10 S ,  F02B23/08 L ,  F02B23/10 D ,  F02B23/08 P ,  F02F3/26 C
Fターム (5件):
3G023AA01 ,  3G023AB03 ,  3G023AC05 ,  3G023AD02 ,  3G023AD11
引用特許:
審査官引用 (4件)
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