特許
J-GLOBAL ID:201603006719608557
高分解能ストリップマップSARイメージング
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-556604
公開番号(公開出願番号):特表2016-509679
出願日: 2014年02月08日
公開日(公表日): 2016年03月31日
要約:
本発明は、航空又は衛星プラットフォームによって運搬され、単一の分割されていないアンテナと前記単一の分割されていないアンテナに結合された単一の受信機とを有する合成開口レーダ(20)によって、地球表面の領域のストリップマップモードにおけるN回のSAR収集を行い、Nは1より大きい整数である、SARイメージング方法に関する。前記ストリップマップモードにおけるN回のSAR収集の全ては、前記ストリップマップモードにおけるN回のSAR収集が全て地球表面の1つの同一の特定スワスに関係するように、前記合成開口レーダ(20)の天底に対する1つの同一の所定の仰角を用いて行われる。ストリップマップモードにおけるSAR収集のそれぞれは、前記合成開口レーダ(20)の飛行方向に対するそれぞれのスクイント角を用いて行われ、前記それぞれのスクイント角は、前記ストリップマップモードにおける他のN-1回のSAR収集を行うために用いられるスクイント角とは異なる。行われたストリップマップモードにおける各SAR収集は、それぞれのレーダ送受信動作を含み、前記それぞれのレーダ送受信動作が、前記行われたストリップマップモードにおける他のN-1回のSAR収集の、単一のレーダ送受信動作又はレーダ送受信動作のグループに関して、個別に又はグループごとに時間インターリーブされ、前記所定の仰角によって、及び前記ストリップマップモードにおけるSAR収集に用いられる前記それぞれのスクイント角によって規定されるそれぞれの収集方向におけるそれぞれのレーダビームの送受信を含み、それによって、前記それぞれの収集方向は、互いに平行になり、前記行われたストリップマップモードにおける他のN-1回のSAR収集の収集方向には平行ではない。2つの直接に連続する時点において行われ、ストリップマップモードにおける2つの異なるSAR収集に関係する、2つのレーダ送受信動作において送受信されるレーダビームは、アジマスに沿って隣接し、それによって、積分時間を、前記行われたストリップマップモードにおけるN回のSAR収集のいずれか1つによって取得可能な積分時間に対して増加させる。前記方法は、前記行われたストリップマップモードにおけるN回のSAR収集の全てに基づいて前記特定スワスの領域のSAR画像を生成することを更に含み、前記SAR画像は、前記合成開口レーダ(20)の前記単一の分割されていないアンテナのアジマス方向に沿った物理的又は等価的な長さの半分に等しい公称ストリップマップアジマス分解能に対して、N倍にまで向上したアジマス分解能を有する。
請求項(抜粋):
SARイメージング方法であって、
航空又は衛星プラットフォームによって運搬され、単一の分割されていないアンテナと前記単一の分割されていないアンテナに結合された単一の受信機とを有する合成開口レーダ(20)によって、地球表面の領域のストリップマップモードにおけるN回のSAR収集を行い、Nは1より大きい整数であり、
ストリップマップモードにおけるN回のSAR収集の全ては、前記ストリップマップモードにおけるN回のSAR収集が全て地球表面の1つの同一の特定スワスに関係するように、前記合成開口レーダ(20)の天底に対する1つの同一の所定の仰角を用いて行われ、
ストリップマップモードにおけるSAR収集のそれぞれは、前記合成開口レーダ(20)の飛行方向に対するそれぞれのスクイント角を用いて行われ、前記それぞれのスクイント角は、前記ストリップマップモードにおける他のN-1回のSAR収集を行うために用いられるスクイント角とは異なり、
行われたストリップマップモードにおける各SAR収集は、それぞれのレーダ送受信動作を含み、前記それぞれのレーダ送受信動作が、
・前記行われたストリップマップモードにおける他のN-1回のSAR収集の、単一のレーダ送受信動作又はレーダ送受信動作のグループに関して、個別に又はグループごとに時間インターリーブされ、
・前記所定の仰角によって、及び前記ストリップマップモードにおけるSAR収集に用いられる前記それぞれのスクイント角によって規定されるそれぞれの収集方向におけるそれぞれのレーダビームの送受信を含み、それによって、前記それぞれの収集方向は、互いに平行になり、前記行われたストリップマップモードにおける他のN-1回のSAR収集の収集方向には平行ではなくなり、
2つの直接に連続する時点において行われ、ストリップマップモードにおける2つの異なるSAR収集に関係する、2つのレーダ送受信動作において送受信されるレーダビームは、アジマスに沿って隣接し、それによって、積分時間を、前記行われたストリップマップモードにおけるN回のSAR収集のいずれか1つによって取得可能な積分時間に対して増加させ、
前記方法は、前記行われたストリップマップモードにおけるN回のSAR収集の全てに基づいて前記特定スワスの領域のSAR画像を生成することを更に含み、前記SAR画像は、前記合成開口レーダ(20)の前記単一の分割されていないアンテナのアジマス方向に沿った物理的又は等価的な長さの半分に等しい公称ストリップマップアジマス分解能に対して、N倍にまで向上したアジマス分解能を有する、
SARイメージング方法。
IPC (1件):
FI (2件):
G01S13/90 141
, G01S13/90 194
Fターム (13件):
5J070AB01
, 5J070AD01
, 5J070AE07
, 5J070AF06
, 5J070AF08
, 5J070AH02
, 5J070AH31
, 5J070AH35
, 5J070AH39
, 5J070AJ10
, 5J070AK22
, 5J070BE02
, 5J070BE04
引用特許:
審査官引用 (5件)
-
特開平2-210286
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レーダ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2005-083204
出願人:三菱電機株式会社
-
レーダ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-271312
出願人:三菱電機株式会社
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引用文献:
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