特許
J-GLOBAL ID:201603007579016731
インジェクタ故障診断方法及びインジェクタ故障診断装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
誠真IP特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-137721
公開番号(公開出願番号):特開2016-014375
出願日: 2014年07月03日
公開日(公表日): 2016年01月28日
要約:
【課題】インジェクタの固着や詰り等による燃料噴射ができない状態を、検知可能なインジェクタ故障診断方法及びインジェクタ故障診断装置を提供する。【解決手段】複数気筒の各気筒毎に燃料を噴射する複数のインジェクタが設けられたエンジンのインジェクタ故障診断方法であって、2気筒の組み合わせが互いに重復しないような第1組合群と第2組合群を設定し、診断が前後する2気筒の組み合わせに共通する気筒が1つ含まれるように診断の順序を設定し、アイドリング時に、前記第1組合群の噴射を同時停止させるとともに、燃料噴射ができない場合、増加する指示燃料噴射量を計測した後に、前記第2組合群の噴射を同時停止させるとともに、前記指示燃料噴射量の変化から、インジェクタが故障している気筒を判定し、前記第1組合群のうち故障が判定された気筒と、前記第2組合群のうち故障が判定された気筒とを比較し、両者に共通する気筒を故障気筒と特定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数気筒の各気筒毎に燃料を噴射する複数のインジェクタが設けられたエンジンのインジェクタ故障診断方法であって、
前記複数気筒のうち、2気筒ずつの複数の組み合わせを有する第1組合群と、前記第1組合群と組み合わせが重複しないよう、2気筒ずつの複数の組み合わせを有する第2組合群を設定し、
前記第1組合群及び前記第2組合群の各組合群毎に、診断が前後する2気筒の組み合わせに共通する気筒が1つ含まれるように停止の順序を設定し、
前記エンジンの少なくともアイドリング時に、前記設定された順序に従って、前記第1組合群に設定された2気筒の組み合わせの各気筒のインジェクタの噴射を同時停止させるとともに、噴射停止の際に機械的な問題によって燃料噴射ができない場合に大きさが増加する指示燃料噴射量を計測した後に、前記第2組合群に設定された2気筒の組み合わせの各気筒のインジェクタの噴射を同時停止させるとともに、噴射停止の際に前記指示燃料噴射量を計測し、
前記指示燃料噴射量の変化から、前記第1組合群の前記複数の気筒のうちインジェクタが故障している可能性のある気筒を判定するとともに、前記第2組合群の前記複数の気筒のうちインジェクタが故障している可能性のある気筒を判定し、
前記第1組合群の前記複数の気筒のうち故障の可能性ありと判定された気筒と、前記第2組合群の前記複数の気筒のうち故障の可能性ありと判定された気筒とを比較し、両者に共通する気筒を故障気筒と特定する
ことを特徴とするインジェクタ故障診断方法。
IPC (3件):
F02D 41/22
, F02D 41/38
, F02D 45/00
FI (3件):
F02D41/22 375
, F02D41/38 B
, F02D45/00 364N
Fターム (24件):
3G301HA02
, 3G301JB02
, 3G301JB09
, 3G301KA07
, 3G301LB11
, 3G301LC10
, 3G301MA05
, 3G301MA23
, 3G301MA26
, 3G301MA27
, 3G301PB03
, 3G384AA03
, 3G384AA07
, 3G384BA13
, 3G384BA19
, 3G384CA05
, 3G384DA42
, 3G384DA48
, 3G384EB02
, 3G384EB08
, 3G384EB10
, 3G384EG10
, 3G384FA14
, 3G384FA57
引用特許:
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