特許
J-GLOBAL ID:201603008828139810

正極活物質、リチウムイオン二次電池用正極およびリチウムイオン二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 棚井 澄雄 ,  志賀 正武 ,  鈴木 三義 ,  柳井 則子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-149929
公開番号(公開出願番号):特開2016-025041
出願日: 2014年07月23日
公開日(公表日): 2016年02月08日
要約:
【課題】放電容量が高く、初期のDCRが高くならず、充放電サイクルを繰り返してもDCRの上昇が抑えられたリチウムイオン二次電池を得ることができる正極活物質の提供。【解決手段】LixNiaCobMncMdOy(x:1.1〜1.7、a:0.15〜0.5、b:0〜0.33、c:0.33〜0.85、M:他の金属元素、d:0〜0.05、a+b+c+d=1、y:金属元素の原子価を満足するのに必要な酸素原子(O)のモル数)で表され、X線回折パターンにおけるI020/I003が0.02〜0.3であるリチウム含有複合酸化物の一次粒子の複数が凝集した二次粒子を含む正極活物質であり、二次粒子の断面における空隙率が5〜20%であり、二次粒子の断面における最大空隙の占有率が0.1〜10%である正極活物質。【選択図】図2
請求項(抜粋):
リチウム含有複合酸化物の一次粒子の複数が凝集した二次粒子を含む正極活物質であり、 前記リチウム含有複合酸化物は、LixNiaCobMncMdOy(ただし、xは1.1〜1.7であり、aは、0.15〜0.5であり、bは、0〜0.33であり、cは、0.33〜0.85であり、Mは、Li、Ni、CoおよびMn以外の他の金属元素であり、dは、0〜0.05であり、a+b+c+d=1であり、yは、Li、Ni、Co、MnおよびMの原子価を満足するのに必要な酸素元素(O)のモル数である。)で表され、 前記リチウム含有複合酸化物のX線回折パターンにおける、空間群R-3mの結晶構造に帰属する(003)面のピークの積分強度I003に対する、空間群C2/mの結晶構造に帰属する(020)面のピークの積分強度I020の比(I020/I003)が0.02〜0.3であり、 前記二次粒子の断面の面積Sに対する、該断面における空隙の合計面積Ptotalの百分率((Ptotal/S)×100)が、5〜20%であり、 前記二次粒子の断面の面積Sに対する、該断面における最大空隙の面積Pmaxの百分率((Pmax/S)×100)が、0.1〜10%である、正極活物質。
IPC (4件):
H01M 4/505 ,  H01M 4/525 ,  H01M 4/36 ,  H01M 4/131
FI (4件):
H01M4/505 ,  H01M4/525 ,  H01M4/36 A ,  H01M4/131
Fターム (26件):
5H050AA07 ,  5H050AA08 ,  5H050AA12 ,  5H050BA15 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB01 ,  5H050CB02 ,  5H050CB05 ,  5H050CB07 ,  5H050CB08 ,  5H050CB09 ,  5H050CB11 ,  5H050CB12 ,  5H050DA10 ,  5H050DA11 ,  5H050EA10 ,  5H050EA24 ,  5H050FA13 ,  5H050FA17 ,  5H050FA19 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05 ,  5H050HA07 ,  5H050HA09 ,  5H050HA13
引用特許:
審査官引用 (3件)

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