特許
J-GLOBAL ID:201603009033150308

生分解性プラスチック製マルチフィルムを分解する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 辻居 幸一 ,  熊倉 禎男 ,  箱田 篤 ,  浅井 賢治 ,  山崎 一夫 ,  市川 さつき ,  渡辺 浩司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-145767
公開番号(公開出願番号):特開2016-023194
出願日: 2014年07月16日
公開日(公表日): 2016年02月08日
要約:
【課題】PBATを含み、圃場に設置された生分解性プラスチック製マルチフィルムを、微生物由来の酵素を用いて効率的に分解する方法を提供すること。【解決手段】微生物の産生するエステル加水分解酵素を用いて圃場に設置された生分解性プラスチック製マルチフィルムを分解する方法であって、所定の二軸平均粒径を有するカルシウム塩又はカルシウム含有土壌改良剤を圃場に設置された生分解性プラスチック製マルチフィルムの表面に散布する工程と、前記エステル加水分解酵素を含む溶液を生分解性プラスチック製マルチフィルムの表面に適用する工程とを有し、生分解性プラスチック製マルチフィルムがポリ(ブチレンアジペート/テレフタレート)を含有し、エステル加水分解酵素が、所定の微生物により産生されるものである、生分解性プラスチック製マルチフィルムを分解する方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
微生物の産生するエステル加水分解酵素を用いて圃場に設置された生分解性プラスチック製マルチフィルムを分解する方法であって、 0.07μm以上7.42μm以下の二軸平均粒径を有するカルシウム塩又はカルシウム含有土壌改良剤を圃場に設置された生分解性プラスチック製マルチフィルムの表面に散布する工程と、 前記エステル加水分解酵素を含む溶液を生分解性プラスチック製マルチフィルムの表面に適用する工程とを有し、 生分解性プラスチック製マルチフィルムが1質量%以上100質量%以下のポリ(ブチレンアジペート/テレフタレート)を含有し、 エステル加水分解酵素が、Pseudozyma属酵母、Cryptococcus属酵母、Acremonium属糸状菌、Alternaria属糸状菌、Arthrinium属糸状菌、Aureobasidium属糸状菌、Cladosporium属糸状菌、Epicoccum属糸状菌、Fusarium属糸状菌、及びPeniciccium属糸状菌からなる群から選ばれる微生物により産生されるものである、生分解性プラスチック製マルチフィルムを分解する方法。
IPC (2件):
C08J 11/18 ,  C08J 11/16
FI (2件):
C08J11/18 ,  C08J11/16
Fターム (16件):
4B024AA07 ,  4B024BA11 ,  4B024CA03 ,  4B024CA20 ,  4B024HA08 ,  4B050DD03 ,  4B050DD04 ,  4B050FF14E ,  4B050LL10 ,  4F401AA22 ,  4F401AC10 ,  4F401AD07 ,  4F401CA75 ,  4F401CA76 ,  4F401EA11 ,  4F401FA07Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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