固体酸化物型燃料電池装置

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (7件)：辻居幸一 , 熊倉禎男 , 弟子丸健 , 井野砂里 , 松下満 , 倉澤伊知郎 , 石崎亮
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2014-174203
公開番号（公開出願番号）：特開2016-051505
出願日： 2014年08月28日
公開日（公表日）： 2016年04月11日
要約：

【課題】燃料電池モジュールの温度ムラを解消することができると共に、蒸発器での水の蒸発性能を確保しつつ、熱交換器での熱交換性を向上させて起動時の効果的な昇温を実現する。【解決手段】固体酸化物型燃料電池装置1は、複数の燃料電池セルユニット16と、複数の燃料電池セルユニットを収容するモジュールケース8と、モジュールケース8の周囲を覆うように設けられた断熱材7と、水蒸気により原燃料ガスを改質して燃料ガスを生成する改質器20と、残余の燃料ガスを燃焼させて改質器20を加熱する燃焼室18と、酸化剤ガスと排気ガスとの間で熱交換を行う熱交換器23と、断熱材7内で且つモジュールケース8の外部に設けられ、熱交換器23において熱交換された直後の排気ガスと水との間で熱交換を行って水蒸気を生成する蒸発器25と、を有する。【選択図】図2

請求項（抜粋）：

燃料ガスと酸化剤ガスとの反応により発電する固体酸化物型燃料電池装置において、互いに電気的に接続された複数の燃料電池セルと、上記複数の燃料電池セルを収容するモジュールケースと、上記モジュールケースの周囲を覆うように設けられた断熱材と、酸化剤ガスを上記複数の燃料電池セルに供給する酸化剤ガス供給通路と、燃料ガスを上記複数の燃料電池セルに供給する燃料ガス供給通路と、上記モジュールケース内に配置され、水蒸気により原燃料ガスを改質して燃料ガスを生成し、この燃料ガスを上記燃料ガス供給通路に供給する改質器と、上記複数の燃料電池セルにおいて発電に利用されずに残った燃料ガスを燃焼させ、燃焼熱により上記改質器を加熱する燃焼部と、上記モジュールケースから排出すべき排気ガスが通過する排気通路であって、その周囲の少なくとも一部分が上記断熱材で覆われた、上記排気通路と、酸化剤ガスが供給され、この酸化剤ガスと上記排気通路内を通過する排気ガスとの間で熱交換を行うように、上記排気通路に対して設けられており、熱交換した酸化剤ガスを上記酸化剤ガス供給通路に供給する熱交換器であって、その周囲の少なくとも一部分が上記断熱材で覆われるように配置された、上記熱交換器と、水が供給され、この水と、上記排気通路内を通過する排気ガスであって、上記熱交換器において熱交換された直後の排気ガスとの間で熱交換を行うように、上記排気通路に対して設けられており、熱交換によって水を蒸発させて水蒸気を生成し、この水蒸気を上記改質器に供給する蒸発器であって、上記断熱材内で且つ上記モジュールケースの外部に配置された、上記蒸発器と、を有することを特徴とする固体酸化物型燃料電池装置。

IPC (5件)：

H01M 8/04 , H01M 8/060 , H01M 8/06 , H01M 8/12 , H01M 8/24

FI (6件)：

H01M8/04 Z , H01M8/04 N , H01M8/06 R , H01M8/06 B , H01M8/12 , H01M8/24 Z

Fターム (29件)：

5H026AA06 , 5H026CV02 , 5H026CX10 , 5H127AA07 , 5H127AB13 , 5H127AB23 , 5H127AC15 , 5H127BA05 , 5H127BA13 , 5H127BA18 , 5H127BA34 , 5H127BA37 , 5H127BA47 , 5H127BA48 , 5H127BA57 , 5H127BA59 , 5H127BB02 , 5H127BB12 , 5H127BB19 , 5H127BB27 , 5H127BB28 , 5H127BB37 , 5H127BB39 , 5H127EE03 , 5H127EE12 , 5H127EE15 , 5H127EE30 , 5H127GG04 , 5H127GG09

引用特許：

出願人引用 (4件)

固体酸化物型燃料電池
公報種別：公開公報出願番号：特願2012-160900 出願人：TOTO株式会社
燃料電池モジュール
公報種別：再公表公報出願番号：JP2012059547 出願人：JX日鉱日石エネルギー株式会社
固体酸化物形燃料電池
公報種別：公開公報出願番号：特願2012-030167 出願人：大阪瓦斯株式会社, 京セラ株式会社

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