特許
J-GLOBAL ID:201603009879514698

鉄鋼系廃水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 近藤 利英子 ,  菅野 重慶 ,  樋口 武 ,  山田 龍也 ,  岡田 薫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-119092
公開番号(公開出願番号):特開2015-231597
出願日: 2014年06月09日
公開日(公表日): 2015年12月24日
要約:
【課題】懸濁物質を除去した処理水を冷却水として再使用する系の、粗大SSと微細SSとが併存している廃水中の懸濁物質の分離除去を極めて簡便に行うと同時に、処理水中に溶存しているカルシウムによるスケール析出を抑制する鉄鋼系廃水の処理方法の提供。【解決手段】懸濁物質を除去処理後の処理水を冷却水として使用する系の懸濁物質を含む鉄鋼系廃水の処理において、粗大SSと微細SSとが併存し、且つ、流速が0.5m/秒以上で、乱流状態の水の中に、少なくとも1種の有機凝集剤が共存する状態を生じさせ、粗大SSと微細SSとを同一の処理で凝集沈降させ、これらの懸濁物質を同時に除去し、更に、懸濁物質を除去した後の処理水のpHが8.3以下となるようにすることで、該処理水を冷却水として循環使用した系内におけるカルシウムによるスケール析出を抑制するように構成した鉄鋼系廃水の処理方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
懸濁物質を除去処理後の処理水を冷却水として使用する系の懸濁物質を含む鉄鋼系廃水の処理方法において、 少なくとも、粗大な懸濁物質と微細な懸濁物質とが併存し、且つ、流速が0.5m/秒以上で、乱流状態の水の中に、少なくとも1種の有機凝集剤が共存する状態を生じさせ、 前記粗大な懸濁物質と前記微細な懸濁物質とを同一の処理で凝集沈降させ、これらの懸濁物質を同時に除去し、 更に、少なくとも、懸濁物質を除去した後の処理水のpHが8.3以下となるようにすることで、該処理水を冷却水として循環使用した系内におけるカルシウムによるスケール析出を抑制するように構成したことを特徴とする鉄鋼系廃水の処理方法。
IPC (4件):
C02F 1/56 ,  B01D 21/01 ,  C02F 5/00 ,  C02F 5/10
FI (7件):
C02F1/56 K ,  B01D21/01 107A ,  C02F5/00 620B ,  C02F5/00 610E ,  C02F5/00 610F ,  B01D21/01 101A ,  C02F5/10 620C
Fターム (17件):
4D015BA06 ,  4D015BA08 ,  4D015BA09 ,  4D015BA19 ,  4D015BA21 ,  4D015BB05 ,  4D015CA20 ,  4D015DB02 ,  4D015DB07 ,  4D015DB15 ,  4D015DC02 ,  4D015DC06 ,  4D015DC07 ,  4D015DC08 ,  4D015EA04 ,  4D015EA15 ,  4D015EA32
引用特許:
審査官引用 (10件)
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