特許
J-GLOBAL ID:201603013210262445

疲労限度応力特定システムおよび疲労限度応力特定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人森本国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-148402
公開番号(公開出願番号):特開2016-024056
出願日: 2014年07月22日
公開日(公表日): 2016年02月08日
要約:
【課題】測定対象物の疲労限度応力を正確に求めることができる疲労限度応力特定システムを提供することを目的とする。【解決手段】測定対象物(1b)に対して加振機(1a)によって荷重を繰り返し加え、そのときの測定対象物を赤外線カメラ(1c)で撮影し、これを情報処理装置(1d)で処理する。情報処理装置(1d)は、画像をフーリエ変換処理して、加振の基本周波数の成分および第2高調波の成分の温度振幅画像を取得し、第2高調波の成分の温度振幅画像の最大を示す領域内において、基本周波数の成分の温度振幅画像に対する荷重特性の傾きが最大であるピクセル領域の散逸エネルギーを抽出する散逸エネルギー測定工程(21)と、散逸エネルギー測定工程(21)の測定結果から疲労限度応力を特定する疲労限度応力特定工程(22)とを有しており、疲労限度応力特定プロセスを標準化し、疲労限度応力を正確に求めることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
測定対象物に作用させる荷重を段階的に増加させ、前記荷重毎に発生する前記測定対象物の温度振幅を測定する疲労限度応力特定システムであって、 測定対象物に対して荷重を繰り返し加える加振機と、 前記測定対象物の温度画像を得る赤外線カメラと、 前記赤外線カメラから得た前記測定対象物の温度画像を処理するフーリエ変換手段を有する情報処理装置とを備え、 前記情報処理装置は、 散逸エネルギーを測定する散逸エネルギー測定工程と、 前記散逸エネルギー測定工程から得られた測定結果から疲労限度応力を特定する疲労限度応力特定工程を有し、 前記散逸エネルギー測定工程は、 前記赤外線カメラが撮影した温度画像より、加振の基本周波数の成分および第2高調波成分の温度振幅画像を取得し、 前記第2高調波の成分の温度振幅画像の最大を示す領域内において、前記基本周波数の成分の温度振幅画像に対する荷重特性の傾きが最大であるピクセル領域の散逸エネルギーを抽出する、 疲労限度応力特定システム。
IPC (2件):
G01N 3/34 ,  G01N 3/06
FI (2件):
G01N3/34 A ,  G01N3/06
Fターム (10件):
2G061AA01 ,  2G061AA02 ,  2G061AB05 ,  2G061BA02 ,  2G061CA01 ,  2G061CB07 ,  2G061DA19 ,  2G061EA10 ,  2G061EB07 ,  2G061EC02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (5件)
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