特許

J-GLOBAL ID：201603017002091322

ベンゼン又はナフタレンを製造する方法

発明者： 森本 正人 ,  鄭 慶新 ,  鷹觜 利公
出願人/特許権者： 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2015-018475
公開番号（公開出願番号）：特開2016-056161
出願日： 2015年02月02日
公開日（公表日）： 2016年04月21日
要約：

【課題】 酸、アルカリ、有機溶媒、水素、及び希少金属を使用することなく、水中で、安息香酸からベンゼンを或いはナフタレンカルボン酸からナフタレンを効率良く製造する方法を提供する。【解決手段】 安息香酸又はナフタレンカルボン酸から脱炭酸反応により、副生成物なしに、ベンゼン又はナフタレンを効率よく生成する方法であって、亜酸化銅を触媒に用い、該触媒の存在下、安息香酸又はナフトエ酸を亜臨界水中で加熱処理してベンゼン又はナフタレンを製造するものであり、好ましくは、温度250〜370°C、圧力10〜35MPaの条件下で加熱処理を行う。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

脱炭酸により、安息香酸からベンゼンを或いはナフタレンカルボン酸からナフタレンを製造する方法であって、 亜酸化銅を触媒に用い、該触媒の存在下、安息香酸又はナフタレンカルボン酸を亜臨界水中で加熱処理することを特徴とするベンゼン又はナフタレンの製造方法。

IPC (3件)：

C07C 1/207 ,  C07C 15/04 ,  C07C 15/24

FI (3件)：

C07C1/207 ,  C07C15/04 ,  C07C15/24

Fターム (9件)：

4H006AA02 ,  4H006AC26 ,  4H006BA05 ,  4H006BA30 ,  4H006BB31 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H039CA41 ,  4H039CG40

引用特許：

審査官引用 (5件)

• 特開昭61-043130
  
• 金属酸化物を使用して油を改良するプロセス
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2007-518392   出願人：カリフォルニアインスティテュートオブテクノロジー
• 芳香族カルボン酸から脱カルボキシル化することによって芳香族化合物を製造する方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-110859   出願人：ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト
• 2,3,6-トリフルオルフェノール類の新規誘導体およびそれの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-332429   出願人：ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト
• ハロゲン化芳香族カルボン酸の脱カルボキシル化法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-193318   出願人：バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト

引用文献：

審査官引用 (1件)

• Journal of Chromatography A, 2011, 1218, 2146-2152