特許
J-GLOBAL ID:201603017509550795
現場打ちポーラスコンクリートの品質管理方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
新井 範彦
, 衡田 直行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-195820
公開番号(公開出願番号):特開2016-065417
出願日: 2014年09月25日
公開日(公表日): 2016年04月28日
要約:
【課題】ポーラスコンクリートの特定のフレッシュ性状を管理することにより、透水性、施工性、および均質性に優れた現場打ちポーラスコンクリートを提供する。【解決手段】ポルトランドセメント、細骨材、粗骨材、水、および減水剤を含む現場打ちポーラスコンクリートの管理は、空隙率、無振動空隙率、およびモルタル流下率を用いて、フレッシュ性状を管理する。空隙率算出方法は、型枠1に詰めたポーラスコンクリート2の上に板3を載せ、当該板の上にさらに錘4を載せ、当該錘の上から壁打バイブレータを用いて加振し、加振後のポーラスコンクリートの体積に基づき、空隙率を算出する方法。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ポルトランドセメント、細骨材、粗骨材、水、および減水剤を含む現場打ちポーラスコンクリートの管理方法であって、下記(A)の方法により算出される空隙率、下記(B)の方法により算出される無振動空隙率、および下記(C)の方法により算出されるモルタル流下率を用いて、前記現場打ちポーラスコンクリートのフレッシュ性状を管理することを特徴とする、現場打ちポーラスコンクリートの管理方法。
(A)空隙率算出方法:型枠に詰めたポーラスコンクリートの上に板を載せ、当該板の上にさらに錘を載せ、当該錘の上から壁打バイブレータを用いて120秒間加振して、当該加振後のポーラスコンクリートの体積(Vb)に基づき、下記(1)式を用いて空隙率を算出する方法
(B)無振動空隙率算出方法:型枠に詰めたポーラスコンクリートの上に板を載せ、当該板の上にさらに錘を載せ、当該載荷による沈下が停止した時点におけるポーラスコンクリートの体積(Vw)から、下記(2)式を用いて無振動空隙率を算出する方法
(C)モルタル流下率算出方法:篩に詰めたポーラスコンクリートの上に篩蓋を載せ、当該篩蓋の上から壁打バイブレータを用いて120秒間加振して、当該加振開始から120秒経過した間に流下したモルタルの体積(Vf)に基づき、下記(3)式を用いてモルタル流下率を算出する方法
空隙率(体積%)=100-W/(Vb×T)×100 ......(1)
無振動空隙率(体積%)=100-W/(Vw×T)×100 ......(2)
モルタル流下率(体積%)=100×Vf/Vo ......(3)
(式中、Wは型枠内に投入したポーラスコンクリートの質量を表し、Vbは加振後のポーラスコンクリートの体積を表し、Tは空隙率を0体積%として計算したポーラスコンクリートの配合上の単位容積質量を表し、Vwは錘の載荷による沈下が停止した時点におけるポーラスコンクリートの体積を表し、Vfは加振により流下したモルタルの体積を表し、Voは加振前のポーラスコンクリート中のモルタルの体積を表す。)
IPC (3件):
E01C 7/14
, E01C 7/32
, G01N 33/38
FI (3件):
E01C7/14
, E01C7/32
, G01N33/38
Fターム (4件):
2D051AF03
, 2D051AH01
, 2D051AH03
, 2D051EA06
引用特許: