特許
J-GLOBAL ID:201603020904949851

蛍光粒子の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 棚井 澄雄 ,  志賀 正武 ,  鈴木 三義 ,  高柴 忠夫 ,  増井 裕士 ,  鈴木 史朗 ,  橋本 宏之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-528930
特許番号:特許第6010029号
出願日: 2012年07月02日
請求項(抜粋):
【請求項1】 試料溶液中にて分散しランダムに運動する蛍光粒子を検出する方法であって、 (a)蛍光粒子と、前記蛍光粒子に対して三重項励起状態から一重項基底状態への移行を促進させる物質とを含む試料溶液を調製する工程と、 (b)前記工程(a)において調製された試料溶液中に存在する蛍光粒子の分子数を算出する工程と、 を有し、 前記工程(b)における蛍光粒子の分子数の算出は、 共焦点顕微鏡及び多光子顕微鏡の一方の光学系を用いて、前記試料溶液内において前記光学系の光検出領域の位置を移動する工程と、 前記試料溶液内において前記光検出領域の位置を移動させながら、前記光検出領域中の前記蛍光粒子から放出される光信号を検出して、前記蛍光粒子を個別に検出する工程と、 前記個別に検出された蛍光粒子の数を計数して前記光検出領域の位置の移動中に検出された前記蛍光粒子の数を計数する工程と、 により行い、 前記光検出領域中の前記蛍光粒子から放出される光信号の検出及び前記蛍光粒子の検出を、 検出された光の時系列の光強度データを生成し、生成された時系列光信号データに対してスムージング処理をした後に時間についての一次微分値を演算してピーク存在領域を特定し、前記特定されたピーク存在領域におけるスムージングされた時系列光信号データに対して釣鐘型関数のフィッティングを行い、算出された釣鐘型関数のパラメータが一つの蛍光粒子に対応する光信号おいて想定される範囲内にあると判定された信号を、一つの蛍光粒子に対応する信号であると判定することによって、一つの蛍光粒子を検出することにより行う、 蛍光粒子の検出方法。
IPC (1件):
G01N 21/64 ( 200 6.01)
FI (2件):
G01N 21/64 E ,  G01N 21/64 F
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る