文献
J-GLOBAL ID:201702213626943926   整理番号:17A0704016

ラジカル捕捉活性の増強のためのメチル化ケルセチン類似体の合成【Powered by NICT】

Synthesis of methylated quercetin analogues for enhancement of radical-scavenging activity
著者 (9件):
資料名:
巻:号: 29  ページ: 17968-17979  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
増強されたラジカル捕捉活性を有する三種のケルセチン誘導体を設計し,合成した。クエルセチンのラジカル消去反応はラジカルへのクエルセチンからの電子移動を経由して進行することが知られている対応するケルセチンラジカルカチオン中間体を生成するために,電子供与基ケルセチン分子への導入は,そのラジカル捕捉活性を高めることが期待される。,メチル基は2′-または5′-位のどちらか,あるいは両方でのクエルセチン分子中のカテコール部分に導入した。全て三のクエルセチン類似体は元のクエルセチンより高いラジカル捕捉活性を示すことが分かった。5′-メチルクエルセチンの活性は三類似体の中で最高である。密度汎関数理論により計算した5′-メチルクエルセチンの最適化した構造は4H curomen(AC環)とカテコール(B環)部分との間で共平面構造を示したが,ジメチルエーテルと2′-メチルクエルセチンはACとB環の間のねじれ構造を有していた。これらの結果は,5′-メチルクエルセチンの最高ラジカル捕捉活性はメチル基の電子供与効果だけでなく,分子の平面構造によるラジカルカチオン中間体の安定化によることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子の電子構造  ,  酒類一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る