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J-GLOBAL ID:201702213805373195   整理番号:17A0557071

AKARIとWISEの全天サーベイによる活動銀河核の中赤外線変動性

MID-INFRARED VARIABILITY OF ACTIVE GALACTIC NUCLEI WITH THE AKARI AND WISE ALL-SKY SURVEYS
著者 (15件):
資料名:
号: 16-010E  ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月13日 
JST資料番号: U1011A  ISSN: 2433-2216  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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AKARIとWide-field Infrared Survey Explorer(WISE)が発表した2つの全天調査カタログを体系的に組み合わせた活動銀河核の中赤外線変動性を研究した。この2つの調査は約4年離れており,調査は数年の時間規模での変動を捉えられる。著者等は,Swift/BATカタログとAKARIカタログの相互認証から松浦等によって選択された活動銀河核リスト(2012年)で開始された。このリストは,WISEカタログとさらに相関をとり,本研究では合計71のAGNを選択した。AKARI S9W(9μm)とWISE W3(12μm)バンド,AKARI L18W(18μm)バンド,WISE W4(22μm)バンドでは,帯域差を慎重に修正し,系統的な影響を考慮しフラックス源を比較した。中赤外域では,3つの光源,2つのブレーザ(3C 273,3C 345),ラジオ銀河(3C 445)から著しい光束変化が検出された。これは,3C 445からの中赤外変動の最初の検出であり,ジェットに由来する可能性がある。著者等はまた,これらの3つの変動源を除いた異なるAGNタイプについての平均サンプル変動を分析した。また,95%の信頼限界で有意な変化をS9W-W3バンドでSeyfert1ジェットから検出した。平均部分変動は13%(6-18%)に達した。変動性にはdusty torusとジェットの2つの起点が考えられる。このような変動がtorusに起因する場合,torus内のダスト分布は非常に狭くなければならず,その半径方向の広がりは活動銀河核までの距離よりもはるかに小さくなる。あるいは,変動性は,Seyfert1銀河に存在すると考えられるジェットから生じる可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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星雲  ,  宇宙飛行体 
引用文献 (41件):
  • Bach, U., Raiteri.C. M., Villata, M., et al. 2007, A&A, 464, 175
  • Barvainis, R. 1987, ApJ, 320, 537
  • Bregman, J. N., Glassgold, A. E., Huggins, P. J., et al. 1986, ApJ, 301, 708
  • Clavel, J., Wamsteker, W., & Glass, I. S. 1989, ApJ, 337, 236
  • Courvoisier, T. J.-L. 1998, A&A Rev., 9, 1
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