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J-GLOBAL ID：201702216371037707   整理番号：17A0891700

二酸化塩素処理によるリゾチーム活性失活と構造変化およびタンパク質分解との相関

Correlation of Conformational Changes and Protein Degradation with Loss of Lysozyme Activity Due to Chlorine Dioxide Treatment

著者 (2件)： OOI Beng Guat (Middle Tennessee State Univ., TN, USA) ,  BRANNING Sharon Alyssa (Middle Tennessee State Univ., TN, USA)
資料名： Applied Biochemistry and Biotechnology  (Applied Biochemistry and Biotechnology)
巻： 182  号： 2  ページ： 782-791  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： E0344C  ISSN： 0273-2289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 除菌に用いられる強力な酸化剤である二酸化塩素(ClO₂がタンパク質を破壊する機構を調べる目的で,リゾチームを用いて解析した。ClO₂の処理時間や量に相関して,リゾチームの酵素活性が失われた。リゾチーム活性は4.3mM ClO₂に3時間曝した場合,約5割に減少した。平行して実施したタンパク質構造解析によれば,ClO₂は蛋白質を変性させジスルフィド結合を失わせ,タンパク質を分解した。

シソーラス用語： *リゾチーム ,  *二酸化塩素 ,  酵素阻害 ,  *変性 ,  Raman分光法 ,  SDS-PAGE ,  ジスルフィド結合 ,  タンパク質分解
準シソーラス用語： 酵素失活 ,  *蛋白質変性

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 二酸化塩素 ,  リゾチーム ,  活性 ,  失活 ,  タンパク質分解 ,  相関