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J-GLOBAL ID：201702221588278022   整理番号：17A1533722

放牧肥育におけるジャージー雄子牛の産肉性と肉質について

著者 (4件)： 中村好徳 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  金子真 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  河野一彦 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  小林良次 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ)
資料名： 日本暖地畜産学会報  (Journal of Warm Regional Society of Animal Science, Japan)
巻： 60  号： 2  ページ： 145-150  発行年： 2017年09月30日 
JST資料番号： L2633A  ISSN： 2185-081X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 放牧肥育によるジャージー雄子牛(去勢なし)の産肉性と肉質を調査した。1月から3月に各3頭導入し,4ヵ月齢から3ヵ月間,放牧肥育を行ったジャージー雄子牛9頭は平均体重207kgで出荷され,平均1日増体量は1.0kg/日であった。枝肉と部分肉重量はそれぞれ90kg/頭と57.5kg/頭であり,産肉量についてウシの導入時期の影響はなかった。放牧草として用いたイタリアンライグラスとバピアグラスの飼料成分は季節(2月から6月)により変動した。補助飼料として用いた市販配合飼料と塩の平均摂取量はそれぞれ2.5kg/頭/日と5.8g/頭/日であった。最長筋,深胸筋と半腱様筋の肉質は,たんぱく質含量約20%と脂質含量1%以下であったが,筋肉部位またはウシの導入月の影響が認められた栄養成分があった。(著者抄録)

シソーラス用語： *放牧 ,  *肥育 ,  ジャージー ,  *ウシ ,  *産肉能力 ,  飼料作物 ,  食肉 ,  *食品成分
準シソーラス用語： 仔牛

分類 (4件)： 牛  (FD02020Y) ,  飼養管理  (FD01040N) ,  食品の分析  (FJ01030U) ,  生肉の品質と処理  (FJ12032O)

引用文献 (14件)：

• 平田祐介・河原貴裕・栗木隆吉.2009.機能性成分\nを生かしたジャージー生産物の付加価値向上技\n術の開発.岡山県総合畜産センター研究報告,\n19:5-10.
• 広田伸七.1996.ミニ雑草図鑑~雑草の見分けかた~.\npp.1-190.全国農村教育協会.東京.
• 中村好德・金子 真・林 義朗・莟 博行・山田明央.\n2012.草地肥育により生産された褐毛和種去\n勢雄牛の産肉性と肉質に関する調査.日本暖\n地畜産学会報,55:181-194.
• 中村好德・金子 真・林 義朗・莟 博行・山田明央.\n2013.褐毛和種および黒毛和種去勢雄牛を用\nいた周年放牧肥育事例.日本暖地畜産学会報,\n56:79-96.
• 中村好德・金子 真・莟 博行・小林良次.2015.周年\n放牧肥育技術により飼養された褐毛和種および\n黒毛和種去勢雄牛の増体量と血液性状の特徴.\n日本暖地畜産学会報,58:273-283.

タイトルに関連する用語 (7件)： 放牧 ,  肥育 ,  ジャージー ,  雄 ,  子牛 ,  産肉 ,  肉質