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J-GLOBAL ID:201702222600347501   整理番号:17A1240448

花ウニToxopneustes pileolusのglobiferous肉茎の毒液から単離した新規な3ドメイン構造を示すラムノース結合レクチンSUL Iによる炭水化物認識【Powered by NICT】

Carbohydrate recognition by the rhamnose-binding lectin SUL-I with a novel three-domain structure isolated from the venom of globiferous pedicellariae of the flower sea urchin Toxopneustes pileolus
著者 (9件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 1574-1583  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2730A  ISSN: 0961-8368  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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有毒ウニToxopneustes pileolusのglobiferous叉棘はいくつかの生物学的に活性な蛋白質を含む。毒素成分の一つ,SUL I,標的細胞上の糖鎖への結合を介してマイトジェンとして作用するラムノース結合レクチン(RBL)のcDNAをクローン化した。組換SUL I(rSUL I)を大腸菌細胞で生産された,その炭水化物結合特異性は複合糖質マイクロアレイ分析,潜在的標的炭水化物構造はガラクトース末端N-グリカンであることを示唆した,を用いて調べた。rSUL Iはマウス脾細胞に対するマイトジェン活性とVero細胞に対する毒性を示した。rSUL I/lラムノース複合体の三次元構造を1.8Å解像度でのX線結晶構造解析により決定した。rSUL Iの全体構造はシロサケ(Oncorhynchus keta)の卵からCSL3,RBLのそれに類似した折り畳み構造を有する三つの特有な領域から構成されている。結合L-ラムノース分子は主にその2-,3-及び4-4 ヒドロキシ基と結合部位におけるAsp,Asn及びGlu残基間の水素結合によりrSUL Iにより認識されるが,TyrとSer残基は認識機構に関与している。また,SULはその結晶構造における動的光散乱と接触領域を介して推定分子サイズに基づく溶液中で二量体を形成することを推定した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  遺伝子の構造と化学 

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