文献

J-GLOBAL ID：201702227301118641   整理番号：17A1512597

土木の理論と実際 第23回 精度を追求した重錘落下装置で構造部材の挙動を解明する

著者 (1件)： 栗橋祐介 (室蘭工大 大学院工学研究科)
資料名： 土木学会誌  (Civil Engineering)
巻： 102  号： 11  ページ： 42-43  発行年： 2017年11月15日 
JST資料番号： F0027A  ISSN： 0021-468X  CODEN： DOGAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 構造部材の耐衝撃性や破壊性状を解明するための衝撃試験装置を紹介した。重錘を高い位置から落下させて試験体に衝突させる。装置の機構および計測システムを紹介した。衝撃試験は一発勝負であり,極めて高い試験精度を実現している。事例として,RC梁に対する衝撃応答波形や亀裂の進展を示した。各種構造部材の劣化に対する耐衝撃補強の評価や,新材料・新工法の実用化にも貢献できる。

シソーラス用語： *構造部材 ,  *衝撃試験 ,  *試験装置 ,  計測システム ,  測定精度 ,  インパルス応答 ,  衝撃強さ ,  破壊モード ,  鉄筋コンクリート構造 ,  補強工事 ,  亀裂伝搬

分類 (2件)： 建設材料試験  (RA06020D) ,  破壊力学一般  (HC04010A)

引用文献 (6件)：

• 瓦井智貴、岸徳光、小室雅人、栗橋祐介:AFRPロッドで曲げ補強したRC梁の衝撃応答解析、コンクリート工学年次論文集、第39巻、第2号、583~588頁、2017年
• 岸徳光、三上浩:衝撃荷重載荷時に曲げ破壊が卓越するRC梁の性能照査型耐衝撃設計法に関する一提案、構造工学論文集、土木学会、第53A巻、1251~1260頁、2007年
• 中野修、岸徳光、松岡健一、後藤雪夫:衝撃荷重測定用ロードセルの試作、土木学会論文集、VI-17、No.453、155~162頁、1992年
• 栗橋祐介、今野久志、三上浩、岸徳光:AFRPシート曲げ補強RC梁の耐衝撃性能に関する実験的検討、構造工学論文集、第60A巻、953~962頁、2014年
• N.Kishi and H. Mikami : “Empirical formulas for designing reinforced concrete beams under impact loading”, ACI Structural Journal, Vol. 109, No. 4, pp. 509-520, 2012.

タイトルに関連する用語 (6件)： 土木 ,  理論 ,  重錘 ,  落下 ,  構造部材 ,  挙動