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J-GLOBAL ID:201702227481684717   整理番号:17A1758914

奇妙なradio-loud活動銀河核SDSS J110006.07+442144.3のOISTER可視および近赤外モニタリング観測

OISTER optical and near-infrared monitoring observations of peculiar radio-loud active galactic nucleus SDSS J110006.07+442144.3
著者 (96件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 82.1-82.20  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2014年2月の終わりのフレア・フェーズの間に同定されたz=0.840でのradio-loudな活動銀河核(AGN)SDSS J110006.07+442144.3(以後,J1100.4421)に対する可視-近赤外(NIR)波長でのモニタリングキャンペーン観測について報告する。このキャンペーンは発見から2015年3月までの三つの集中的な観測ランから成り,ほとんどはOISTERコラボレーションの枠組の範囲内で行われた。可視-NIR光度曲線と同時スペクトルエネルギー分布(SED)を得た。著者等の測定は2015年3月に最も強い増光を示す。J1100+4421の可視-NIR SEDが一夜内の大きく急速な変動であるにもかかわらずほとんど一定の形状を示すことを見出した。WISEデータアーカイブを使って,この一定なSED形状は観測されたフレームにおいて~5μmまで広がることが確認される。吸収線の欠如とαν~-1.4の急峻なべき乗則スペクトル,但しfν∝ναν,を所与とすると,可視-NIR放射機構としては,母銀河と降着円盤からの寄与がゼロか小さい相対論的ジェットによるシンクロトロン放射が最も妥当に思われる。可視-NIRスペクトルの急峻な形状と大きな変動振幅は,この天体が低いνpeakジェットの卓越したAGNであることと整合する。加えて,すばるのハイパー・シュープリーム・カムによって撮られたサブ秒角分解能可視撮像データは明確な広がった成分を示しておらず,その空間スケールは電波波長で検出された大きな広がりよりも有意に小さい。可能性のある微光伴銀河の可視スペクトルは同じ赤方偏移では輝線をまったく示さない,従ってこのAGNに関連する活動に対する合体仮説は,著者等の観測によっては支持されない。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 
引用文献 (62件):
  • Abdo, A. A., et al. 2009a, ApJ, 699, 976
  • Abdo, A. A., et al. 2009b, ApJ, 707, L142
  • Acero, F., et al. 2015, ApJS, 218, 23
  • Akitaya, H., et al. 2014, in Proc. SPIE, 9147, Ground-based and Airborne Instrumentation for Astronomy V, ed. S. K. Ramsay et al. (Bellingham, WA: SPIE), 91474O
  • Alam, S., et al. 2015, ApJS, 219, 12
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