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J-GLOBAL ID：201702228365254294   整理番号：17A1224389

金属短繊維含有ラッピング工具の開発

Development of a Lapping Tool by the Application of Compressed Short-Metal Fibers

著者 (5件)： 川波多裕司 (株式会社クリスタル光学) ,  川波多裕司 (立命館大学) ,  桐野宙冶 (株式会社クリスタル光学) ,  ZHANG Yu (立命館大学) ,  谷泰弘 (立命館大学)
資料名： 精密工学会誌(Web)  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering (Web))
巻： 83  号： 7  ページ： 672-678(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0462A  ISSN： 1882-675X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属短繊維の圧縮体に接着性と砥粒保持性に優れるエポキシ樹脂を含侵させて新しいラッピング定盤(以下,金属短繊維定盤)を開発した。本文は,鋳鉄/ステンレス鋼定盤のラッピング特性を難削剤の1種サファイア基板で調べ,金属短繊維定盤に用いる繊維の形状と材質を最適化し,最後に,カップリング剤で金属短繊維と樹脂の密着性を改善し,繊維の含有量を増加して金属短繊維定盤の研磨特性と耐摩耗性を改善した結果,金属短繊維定盤は従来定盤と比べ,明らかな優位性を示した。

シソーラス用語： 金属繊維 ,  *ステープルファイバ ,  *ラッピング ,  *定盤 ,  密着性 ,  *特性 ,  *耐摩耗性 ,  優越 ,  *研磨特性 ,  *機械工作 ,  *機械的性質 ,  *耐性
準シソーラス用語： 優位性

著者キーワード (16件)： lapping tool ,  sapphire ,  removal rate ,  surface finish ,  durability ,  stainless steel ,  fiber ,  epoxy resin ,  lapping tool ,  sapphire ,  removal rate ,  surface finish ,  durability ,  stainless steel ,  fiber ,  epoxy resin

分類 (1件)： 研削  (QC03000R)

引用文献 (6件)：

• 1) パワーデバイスハンドブック, 産業タイムズ社, (2014) 2.
• 2) 谷泰弘: 研磨工具は未知の世界, 精密工学会誌, 81, 12 (2015) 1078.
• 3) 川波多裕司, 桐野宙冶, 中山智弘, 張宇, 谷泰弘: 金属短繊維含有ラップ工具の研磨特性及び耐摩耗性の向上, 2015年度精密工学会秋季大会学術講演会講演論文集, (2015) 477.
• 4) 野村信幸, 望月隆弘, 澤畠智也, 広川良一, 若杉博雄: 砥粒の保持特性を大幅に向上させた多孔質エポキシ樹脂研磨パッドの開発, 精密工学会誌, 81, 2 (2015) 108.
• 5) 村田順二, 稲澤求, 谷泰弘, 張宇: エポキシ樹脂研磨パッドの粘弾性と研磨特性, 日本機械学会論文集, 80, 817 (2014) SMM0253.

タイトルに関連する用語 (4件)： 短繊維 ,  ラッピング ,  工具 ,  開発