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J-GLOBAL ID:201702230940909207   整理番号:17A1897571

種々の製粉工程による米粉の粉特性変化の研究

Study on the Change in Powder Properties of Rice Flour by Different Milling Processes
著者 (7件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 109-114(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0614A  ISSN: 1344-7882  CODEN: JAGLFX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本研究では製粉工程による米粉の粉特性変化を明らかにした。段階的機械的衝撃特性を持つ米粉試料を種々の製粉法により調製した。また,機械的衝撃による澱粉損傷と米粉の粉特性との相関を検討した。粒径は各製粉工程により徐々に変化したが,その変化は澱粉損傷と明確には相関しなかった。非糊化試料のX線回折(XRD)は典型的なA型澱粉構造を示した。米粉澱粉の結晶構造は製粉の進行に伴って無秩序に変化すると考えられることから,本研究では結晶化度の代わりに試料のXRD強度から計算した無秩序指数(DI)を検討した。DIと澱粉損傷との関係をR2=0.923で確認した。従って製粉工程による機械的衝撃が澱粉の結晶状態に影響を与えた。各試料のGuggenheim-Anderson-de Boer(GAB)式から計算したパラメーターqmはDIに対応した。この結果から,米粉の吸着部位が減少し,パラメーターKとDIとの間に正の相関が見られることが示唆された。従って米粉と水分子との相互作用は機械的衝撃により弱まった。また,SEM画像からパラメーターKの変化は固相の構造変化を反映するこという見方を裏付けた。これらの結果から,製粉の機械的衝撃による米粉の粉特性変化を定量的に評価することができることが分かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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製粉  ,  澱粉 
タイトルに関連する用語 (4件):
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