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J-GLOBAL ID：201702235288609530   整理番号：17A0991395

プロトン性のピラゾールアームをもつNCNピンサー型ルテニウムおよびイリジウム錯体の合成および構造

Synthesis and Structures of NCN Pincer-Type Ruthenium and Iridium Complexes Bearing Protic Pyrazole Arms

著者 (6件)： TODA Tatsuro (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  SAITOH Koki (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  YOSHINARI Akihiro (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  IKARIYA Takao (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  KUWATA Shigeki (Tokyo Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  KUWATA Shigeki (JST-PRESTO, Saitama, JPN)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 36  号： 6  ページ： 1188-1195  発行年： 2017年03月27日 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1,3-ビス(ピラゾール-3-イル)-ベンゼンとRuCl(OAc)(PPh₃)₃からプロトン性NCNピンサー型ルテニウム(II)錯体RuCl(R-NCN-LH₂)(PPh₃)₂(R-NCN-LH₂=4-R-2,6-ビス(5-tert-ブチル-1H-ピラゾール-3-イル)フェニル)を得た。同様にしてNCNピンサー型イリジウム錯体[IrCl(tert-ブチル-NCN-LH₂)(PPh₃)]Clを得た。これらの配位子の,中心のベンゼン環をピリジン環に置き換えたNNNピンサー型錯体と比較した。その結果,NCNピンサー型ではσ電子供与性は大きくなるものの,アセトフェノンの移動水素化反応触媒としてNCNピンサー型とNNNピンサー型では差は見られなかった。

シソーラス用語： *アーム ,  窒素複素環化合物 ,  *ルテニウム錯体 ,  *イリジウム錯体 ,  有機イリジウム化合物 ,  有機ルテニウム化合物 ,  水素移動 ,  水素化 ,  触媒活性 ,  腕 ,  芳香族ケトン
準シソーラス用語： *ピラゾール誘導体 ,  *ピンサー型錯体 ,  σ電子供与性 ,  ベンゼン環 ,  移動水素化

分類 (3件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  有機白金族化合物  (CF09058L) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (3件)： アセトフェノン ,  3,3′-m-フェニレンビス(5-tert-ブチル-1H-ピラゾール) ,  3,3′-(5-tert-ブチル-m-フェニレン)ビス(5-tert-ブチル-1H-ピラゾール)

タイトルに関連する用語 (3件)： プロトン ,  ルテニウム ,  イリジウム錯体