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J-GLOBAL ID:201702236183816067   整理番号:17A0706638

相模湾,伊豆-小笠原海溝における溶存鉄と溶存亜鉛

Dissolved iron and zinc in Sagami Bay and the Izu-Ogasawara Trench
著者 (7件):
資料名:
巻: 73  号:ページ: 333-344  発行年: 2017年06月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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海水中の微量金属を汚染フリーでサンプリングする技術を開発し,相模湾と伊豆-小笠原海溝において溶存鉄と亜鉛の鉛直分布を観測した。相模湾(35°03’N,139°28’E)と伊豆-小笠原海溝(34°14’N,141°16’E)にて,2013年10月30日~11月5日にそれぞれ,深度約700と約6000mまでの海水試料を採取し,溶存酸素,水温,塩分,栄養塩類を測定した。溶存亜鉛の鉛直分布は栄養塩類の分布と類似しており,珪酸塩濃度と良い相関を示す。溶存鉄濃度は相模湾表層で高く,相模湾,伊豆-小笠原海溝ともに深度に伴い濃度が増加した。伊豆-小笠原海溝における鉄の滞留時間は29年と計算され,フィリピン海,セレベス海,スル海(それぞれ,13,12,12年)での滞留時間に比べ長い。この原因は海溝における堆積物の再懸濁によるものであろう。これらの結果より,深層における鉄の生物地球化学的循環の理解を深めることができた。
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分類 (2件):
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水圏・生物圏の地球化学  ,  生態系 
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