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J-GLOBAL ID：201702237506669256   整理番号：17A0571177

超高強度鋼部材のホットスタンピング

著者 (1件)： 森謙一郎 (豊橋技術科学大学・機械工学系)
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 58  号： 673  ページ： 125-129(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車の軽量化と同時に衝突安全性を向上するため,高張力鋼板が多く使用されるようになってきた。しかし,高張力鋼の冷間プレス成形は容易でない。本稿では,超高強度鋼部材のホットスタンピングについて解説した。ホットスタンピングは加熱した鋼板を成形して,プレス内で焼入れも行う新しい技術である。現状では,自動車の骨格部材に適用が限定されているが,今後技術開発が進んでそれ以外の部材にも適用が広がると思われる。ホットスタンピングでは,1.5GPa程度の引張強さを有する成形品が製造されている。現状のホットスタンピングの問題点,加熱方法,プレス機械,およびスマートホットスタンピングについて述べた。

シソーラス用語： 自動車用鋼 ,  *高強度鋼 ,  軽量化 ,  安全性 ,  *成形性 ,  プレス加工 ,  熱間加工 ,  焼入 ,  機械的性質 ,  引張強さ ,  加熱炉 ,  赤外線加熱 ,  抵抗加熱 ,  加熱速度
準シソーラス用語： 超高強度鋼 ,  車体軽量化 ,  衝突安全性 ,  *ホットスタンピング【プレス加工】 ,  通電加熱

分類 (2件)： プレス加工  (WC04050H) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (9件)：

• 1) 森謙一郎:ホットスタンピング入門, (2015), 日刊工業新聞社.
• 2) 鈴木貴之・増尾俊二・林康彦・波部光利・匹田和夫・中山伸之:素形材, 55-12 (2014), 10-14.
• 3) 清水純・森修・岩沼忠志・清水太一・西尾和真:Subaru Technical Review, 38 (2011), 129-134.
• 4) 青木康浩:素形材, 56-7 (2015), 8-13.
• 5) Mori, K., Maki, S. & Tanaka, Y.:Annals of the CIRP, <b>54</b>-1 (2005), 209-212.

タイトルに関連する用語 (3件)： 高強度 ,  鋼部材 ,  ホットスタンピング