文献

J-GLOBAL ID：201702240467099513   整理番号：17A0154815

電力技術 バッテリ電車充電用カテナリ架線のメンテナンス周期の提案

A Proposal of the Maintenance Cycle of Overhead Catenary System for the Battery-powered Electric Trains

著者 (3件)： 早坂高雅 (鉄道総合技術研) ,  臼木理倫 (鉄道総合技術研) ,  山下主税 (鉄道総合技術研)
資料名： 鉄道総研報告  (鉄道総合技術論文誌)
巻： 31  号： 2  ページ： 29-34  発行年： 2017年02月01日 
JST資料番号： X0700A  ISSN： 0914-2290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バッテリ電車は非電化区間走行前に充電を行うが,充電箇所のトロリ線が長期間しゅう動されない場合,接触面の劣化により架線の温度上昇が生じる可能性がある。そこで,トロリ線の暴露試験を行い,被膜厚さや接触抵抗を測定した。また,接触抵抗をパラメータとしたトロリ線の温度上昇を求め,トロリ線のメンテナンス周期を検討した。そして,充電電流とトロリ線のメンテナンス周期の関係を明らかにした。

シソーラス用語： 電車 ,  二次電池 ,  *充電 ,  電流 ,  *架線 ,  スケジューリング ,  電車線 ,  接触抵抗 ,  皮膜
準シソーラス用語： メンテナンスサイクル ,  充電電流

分類 (1件)： 屋内配電・電源設備  (NB05050C)

引用文献 (5件)：

• 小笠正道:バッテリー電車をめぐる最近の技術開発~国内外の技術~ その1燃料電池電車の歴史的系譜, 鉄道車両と技術, pp.2-10, No.213, 2014
• News Release, https://www.jrkyushu.co.jp/news/pdf/ (参照日:2016年11月15日))
• 滝口裕之:蓄電池駆動電車EV-E301系(ACCUM)の概要, JR EAST Technical Review, No.51, pp.45-50, 2015
• 青柳東樹,古山幸男,山崎猛志:蓄電池駆動電車導入に伴う電車線路設備の設計手法, 平成25年電気学会産業応用部門大会, 第5分冊, pp.109-112, 2013
• 鉄道総合技術研究所編:電車線とパンタグラフの特性, 研友社, p.152, 1993

タイトルに関連する用語 (9件)： 電力技術 ,  バッテリ ,  電車 ,  充電 ,  カテナリ ,  架線 ,  メンテナンス ,  周期 ,  提案