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J-GLOBAL ID：201702241043154647   整理番号：17A1057427

オオミジンコ(Daphnia magna)の薬剤感受性に及ぼす共生細菌の影響【Powered by NICT】

Effects of symbiotic bacteria on chemical sensitivity of Daphnia magna

著者 (5件)： Manakul Patcharaporn (Department of Biotechnology, Graduate School of Engineering, Osaka University, Osaka, Japan) ,  Peerakietkhajorn Saranya (Department of Biotechnology, Graduate School of Engineering, Osaka University, Osaka, Japan) ,  Matsuura Tomoaki (Department of Biotechnology, Graduate School of Engineering, Osaka University, Osaka, Japan) ,  Kato Yasuhiko (Department of Biotechnology, Graduate School of Engineering, Osaka University, Osaka, Japan) ,  Watanabe Hajime (Department of Biotechnology, Graduate School of Engineering, Osaka University, Osaka, Japan)
資料名： Marine Environmental Research  (Marine Environmental Research)
巻： 128  ページ： 70-75  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0076B  ISSN： 0141-1136  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 甲殻類動物プランクトンは,Daphnia magnaを化学物質の毒性試験に広く使用されている。非生物的要因は,生態毒性試験プロトコルで多く報告されているが,化学化合物への感受性に影響する生物的要因は限られている。最近,D.magnaの成長と繁殖に重要であることを共生細菌を同定した。ミジンコに対する共生細菌の存在はこれらの細菌が毒性試験に正又は負の効果を有するかどうかについて疑問を提起した。毒性試験に及ぼす共生細菌の効果を評価するために,無菌Daphniaを調製し,それらの薬剤感受性は急性固定化試験に基づく共生細菌とミジンコのそれと比較した。共生細菌とミジンコは無菌Daphniaよりノニルフェノール,フェノキシカルブ,及びペンタクロロフェノールに対して高い耐化学性を示した。これらの結果は,その宿主ミジンコの耐化学性における共生細菌の潜在的役割を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 動物プランクトン ,  *Daphnia magna ,  耐化学性 ,  *細菌 ,  化学物質 ,  *薬剤感受性 ,  生態 ,  防腐処理 ,  毒性試験 ,  *感受性 ,  甲殻類 ,  フェノール類 ,  芳香族塩素化合物
準シソーラス用語： ノニルフェノール ,  *ミジンコ ,  生態毒性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (9件)： ミジンコ ,  生態毒物学 ,  Toxicity ,  細菌 ,  共生細菌 ,  ノニルフェノール ,  フェノキシカルブ ,  ペンタクロロフェノール ,  トリクロサン

分類 (2件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

物質索引 (1件)： ペンタクロロフェノール

タイトルに関連する用語 (4件)： オオミジンコ ,  Daphnia ,  薬剤感受性 ,  共生細菌