抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高温熱源で吸着材を加熱して冷媒空気を脱離させ,中温熱源で冷却される凝縮器で蒸気を凝縮・液化する過程(脱着過程)と,中温熱源で吸着材を冷却しながら平衡吸着量を増やし,冷媒蒸気と反応する過程(吸着過程)を組み合わせてサイクルを実現している,そして,吸着過程の蒸気吸着により圧力は下がり,冷媒蒸気が蒸発器で発生する際に低温熱源から熱が汲み上げられ,冷凍効果を得る。ここでは,吸着式の冷凍・ヒートポンプの動作原理とサイクルの基本構成,特徴および性能評価例を紹介した。また近年,蒸気圧縮ヒートポンプによる低質な温熱の昇温技術が注目されているので,吸着反応を使った昇温サイクルも説明した。