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J-GLOBAL ID:201702244364330284   整理番号:17A0703106

難溶性フレーバ化合物の溶解速度を増加するための担体材料としての多孔質炭酸カルシウム【Powered by NICT】

Porous calcium carbonate as a carrier material to increase the dissolution rate of poorly soluble flavouring compounds
著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 1627-1640  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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二種類の食品グレード官能化多孔質炭酸カルシウム(FCC),異なる細孔径と細孔径分布を持つ,を特性化し,水溶液中の難溶性フレーバ化合物の溶解速度を増加させるためのキャリア材料として使用した。負荷レベルは体重(wt%)と35wt%から1.3%の間で変化した,35wt%の上限はFCC+フレーバー化合物の全重量の割合に基づくFCCにおけるフレーバ化合物の全最大負荷容量であった。フレーバー化合物(l-カルボン,バニリン,およびクルクミン)は結晶化に親水性と容量の違いに基づいて選択した。放出動力学研究は,水性媒体中での香料化合物自体の溶解と比較してFCCに負荷された時に全てのフレーバー化合物は,加速された放出を示したことを明らかにした。内部またはFCCに及ぼすフレーバ化合物の非晶質状態及び/または表面の拡大はより速い放出を説明した。結晶化(バニリンおよびクルクミン)が可能なフレーバ化合物は負荷後1週間粉末X線回折によって決定した多孔質FCC材料内で,室温で9か月まで負荷したFCC材料を貯蔵後ほぼ排他的に非晶質であった。少量結晶バニリンおよびクルクミンの大きな細孔と高いフレーバー化合物負荷(≧30 wt%)を持つFCC材料で検出された。さらに,二つの異なる負荷戦略を評価し,アセトン中のフレーバー化合物を溶解することにより負荷またはホットメルト法により負荷した。ポロシメトリーデータは溶融法は最小の細孔(<100 nm)を充填でより効率的であることを示した。放出速度に影響する主要な因子はフレーバー化合物の非晶質状態と露出表面積の増加であると思われる。細孔中の閉込めは貯蔵中のフレーバ化合物の結晶化を防ぎ,貯蔵後も高い放出速度を保持した安定な非晶質形を提供した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品一般  ,  食品添加剤 

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