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J-GLOBAL ID：201702244531920598   整理番号：17A1110563

微生物によるバイオポリエステル合成の多様化

著者 (1件)： 柘植丈治 (東京工大)
資料名： バイオプラジャーナル  (BioPla Journal)
号： 66  ページ： 5-11  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： F1766A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)は,微生物が産するポリマで,P3HBが代表的である。その脆性等の欠点を改良するために,共重合体化が進められている。著者等のPHAに関する研究事例を紹介した。組換え微生物を用いて,人工酵素を産出させ,それによる多種PHAの合成に成功した。更に,PHAを合成しない微生物を組換えすることにより,超高分子量PHAが得られた。その間に,アルコーリシスにより,分子量の制御ができることも見出した。その上,多種アルコールを用いて,多様な末端基を有するPHAを微生物合成し,更なるPHAの物性向上への道を切り拓いた。

シソーラス用語： 事例研究 ,  *ポリヒドロキシアルカン酸 ,  P3HB ,  反応経路 ,  バイオポリエステル ,  代謝 ,  *微生物 ,  前駆体 ,  *制御 ,  アルコーリシス ,  共重合体 ,  高分子量 ,  *末端基
準シソーラス用語： *遺伝子改変微生物 ,  *事例紹介 ,  *人工酵素 ,  代謝系 ,  超高分子量 ,  *分子量制御

分類 (3件)： ポリエステル,アルキド  (YH07070P) ,  動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R) ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P)

引用文献 (19件)：

• 大倉徹雄, バイオプラジャーナル, 62: 5 (2016)
• 雜賀あずさ,柘植丈治, 高分子論文集, 70: 513 (2013)
• T. Nuttapol et al., Biomacromolecules, 10: 2866 (2009)
• A. Saika A et al., J Biosci Bioeng, 117: 670 (2014)
• S. Mizuno et al., Polym Degrad Stab, 109: 379 (2014)

タイトルに関連する用語 (3件)： 微生物 ,  バイオポリエステル ,  多様化