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J-GLOBAL ID：201702245809062837   整理番号：17A0427918

バイオマス発電 循環流動層CFB技術による発電設備へのバイオマス燃料利用と実績

著者 (2件)： 藤井大也 (住友重機械工業) ,  伊藤一芳 (住友重機械工業)
資料名： 日本ガスタービン学会誌  (Journal of the Gas Turbine Society of Japan)
巻： 45  号： 2  ページ： 80-83  発行年： 2017年03月17日 
JST資料番号： X0134A  ISSN： 0387-4168  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿は,住友重機械工業(株)が,製造・納入してきた循環流動層ボイラ(CFB)技術を用いた,バイオマス利用発電設備について紹介する。2016年12月現在,バイオマス利用CFBは,39基(出力5~112.5MW級)納入している。日本で,2012年に施行された,FIT(再生可能エネルギー固定価格購入制度)が,バイオマス発電普及を促進している。CFBは,循環媒体により火炉に大きな熱保有があり,建築廃木材,ヤシ殻残滓(PKS),グリーンウッド,樹皮などの,低発熱量バイオマスの有効燃焼ができる。燃焼ガスには,SOx,NOx,CO2を含むが,INTREX(商標)過熱器を付帯して,腐食摩耗対策を施している。これにより,合計FIT未利用木材1300000トン/年,並びに同量の建設廃木材の処理ができる。

シソーラス用語： 制度 ,  再生エネルギー ,  電力 ,  流動層ボイラ ,  *循環流動層 ,  酸化硫黄 ,  *バイオマス ,  内燃機関発電 ,  ボイラ ,  酸化窒素 ,  二酸化炭素 ,  廃材 ,  摩耗 ,  *発電
準シソーラス用語： 固定価格買取制度 ,  腐食摩耗 ,  未利用バイオマス

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

引用文献 (7件)：

• 渡邊建聖,CFBボイラにおける低品位炭利用技術,住友重機械技報,No.188(2015),pp.1-4.
• 渡邊建聖,伊藤一芳,中谷好宏,CFB燃焼技術を用いた再生可能燃料の混焼・有効利用について,住友重機械技報,No.177(2011),pp.9-12.
• 山下智生,柴田竜徳,CFBボイラ燃焼技術開発,住友重機械技報,No.177(2011),pp.5-8.
• 藤井大也,渡邊建聖,中谷好宏,小型CFBボイラ開発の完了,住友重機械技報,No.177(2011),pp.1-4.
• 藤井大也,小型CFBボイラのコンセプトと納入実績,住友重機械技報,No.188(2015),pp.5-8.

タイトルに関連する用語 (5件)： バイオマス発電 ,  循環流動層 ,  発電設備 ,  バイオマス燃料 ,  実績