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J-GLOBAL ID：201702250420117061   整理番号：17A0565654

ゴム プラスチック材料の劣化解析法

著者 (1件)： 仲山和海 (一般財団法人化学物質評価研究機構)
資料名： 日本画像学会誌  (Journal of Imaging Society of Japan)
巻： 56  号： 1  ページ： 42-50(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0323A  ISSN： 1344-4425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ゴム,プラスチック,繊維などの高分子材料は金属材料と無機材料にはない特徴を有するために,今日の工業製品にとってなくてはならない材料であるが,最大の欠点は劣化による影響を受けやすいことである.劣化が生じるとたとえ小さな部品であっても,製品としての機能を維持できなくなり,トラブルのもとになる.的確なトラブル対策を講じるためには,劣化原因を化学分析によって特定化する必要があるが,劣化現象は不均一で複雑であるため,容易なことではない.その解析のためには,使用履歴や環境に関する情報,高分子材料の特徴 (特に弱点) と分析に関する知識,高度な分析機器と分析技術が必要となる.高分子材料の劣化因子と各種分析法について解説する.(著者抄録)

シソーラス用語： *ゴム ,  *プラスチック ,  *劣化 ,  熱 ,  光 ,  放射線 ,  微生物分解 ,  故障 ,  *機器分析
準シソーラス用語： 機械的損傷

著者キーワード (8件)： ゴム ,  プラスチック ,  劣化 ,  機器分析 ,  Rubber ,  Plastics ,  Degradation ,  Instrumental analysis

分類 (2件)： 抵抗性  (YH02050K) ,  有機物質の物理分析一般  (CC03031B)

引用文献 (11件)：

• 1) Y. Ohtake, “Gomu·Plastic Zairyo no Trouble to Taisaku-Rekka to Zairyo Sentaku,” Nikkan Kogyo Shimbun Sya, (2005), pp. 44-64 [in Japanese].
• 2) K. Nakayama, T. Watanabe, Y. Ohtake, “Influences of the Residual Peroxide on Degradation of Crosslinked EPDM,” Nippon Gomu Kyokaishi, 80, pp. 165-171, (2007) [in Japanese].
• 3) K. Nakayama, T. Watanabe, Y. Ohtake, M. Furukawa, “Influence of Residual Peroxide on the Degradation of Peroxide-Crosslinked Ethylene-Propylene-Diene Rubber,” J. Appl. Polym. Sci., 108, pp. 2578-2586, (2008) [in Japanese].
• 4) K. Nakayama, Y. Ohtake, “Degradation Mechanism of Peroxide-crosslinked EPDMs by Residual Peroxide,” Nippon Gomu Kyokaishi, 83, pp. 65-70, (2010) [in Japanese].
• 5) K. Nakayama, T. Watanabe, Y. Ohtake, M. Furukawa, “Degradation Detection of Vulcanized Rubbers and Plastics Using Initial Oxidation Temperature,” Nippon Gomu Kyokaishi, 81, pp. 467-472, (2008) [in Japanese].

タイトルに関連する用語 (3件)： ゴム ,  プラスチック材料 ,  解析法