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J-GLOBAL ID:201702253182174878   整理番号:17A1167143

クロボキン目酵母Sympodiomycopsis paphiopediliの中性N-結合グリカン【Powered by NICT】

The neutral N-linked glycans of the ustilaginomycete yeast Sympodiomycopsis paphiopedili
著者 (4件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 305-317  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0587A  ISSN: 0749-503X  CODEN: YESTE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Sympodiomycopsis paphiopediliは亜門Ustilaginomycotina下で担子菌酵母であり,日本における植物種の花蜜から分離された共生生物である。本研究では,S.paphiopediliの中性N-結合グリカンを調製し,構造的に高速液体クロマトグラフィー(HPLC)と質量分析(MS)を用いて分析した。グリコシダーゼ消化分析はまた,特定のグリカン結合を検証した。H PLC及びMS分析は長さがMan_3GlcNAc_2PA Man_9GlcNAc_2PA~中性N-結合グリカンの存在を明らかにした。本種の最も豊富な中性N-結合グリカン構造はManα1 2Manα1(Manα1,3)Manα1(Manα1 2Manα1 2Manα1,3)Manβ1 4GlcNAcβ1GlcNAc(M8A)であることが分かった。,S.paphiopediliにおける二番目と三番目の最も豊富な中性N-結合グリカンはManα1 2Manα1(Manα1 2Manα1,3)Manα1(Manα1 2Manα1 2Manα1,3)Manβ1 4GlcNAcβ1GlcNAc(M9A)とManα1(Manα1,3)Manβ1 4GlcNAcβ1GlcNAc(M3B)であった。一方,N-結合グリカン構造の表示不足を避けるためにN-結合グリカンピークの検出に及ぼす糖蛋白質抽出法(クエン酸緩衝液抽出またはビーズ抽出)とそれに続くグリカン放出法(ヒドラジン分解またはPNGアーゼF消化)の組合せの効果もS.paphiopediliとSaccharomyces cerevisiaeについて検討した。高マンノースと可能な高マンノシルグリカンピークはクエン酸緩衝液抽出ヒドラジン分解法他の方法と比較して最も高いピーク収率を与えたS.cerevisiaeのすべての方法の組合せで検出された。ここでは,S.paphiopediliの中性N-結合グリカンの構造解析とS.paphiopediliとS.cerevisiaeのグリカン分析のそれと糖蛋白質抽出法とグリカン放出法の組合せの影響の比較を初めて報告した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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