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J-GLOBAL ID：201702254108960782   整理番号：17A1087144

アスペルギルス・ニガーα-グルコシダーゼにおける694番目のアスパラギンの変異が加水分解およびトランスグルコシル化に及ぼす影響

Effects of mutation of Asn694 in Aspergillus niger α-glucosidase on hydrolysis and transglucosylation

著者 (8件)： MA Min (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  OKUYAMA Masayuki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SATO Megumi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  TAGAMI Takayoshi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KLAHAN Patcharapa (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KUMAGAI Yuya (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  MORI Haruhide (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KIMURA Atsuo (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 101  号： 16  ページ： 6399-6408  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アスペルギルス・ニガーα-グルコシダーゼ(ANG)は,グリコシド加水分解ファミリー31のメンバーであり,非還元末端でのα-グルコシド結合の加水分解を触媒する酵素である。高濃度のマルトース存在下で野生型ANGによるトランスグルコシル化では,α-(1→6)-およびα-(1→4)-グルコシド結合の両方を生じた。工業的に有用なパノースおよびイソマルトオリゴ糖の製造に使用されるのはα-(1→6)-グルコシルであるため,ANGのトランスグルコシル化特性を改変するため,694番目のアスパラギンを他のアミノ酸に置換して解析した。その結果,アラニンに置換した場合を除いて,α-(1→4)-グルコシド反応の初期速度が増強しており,野生型と同様の速度で分解された。反応時間が長くなると,フェニルアラニンやトリプトファンへの置換でも,野生型よりも大量のα-(1→6)-グルコシドの蓄積が見られた。

シソーラス用語： *α-グルコシダーゼ ,  Aspergillus niger ,  酵素 ,  部位特異的変異誘発 ,  構造活性相関 ,  酵素反応速度論 ,  タンパク質工学
準シソーラス用語： 微生物酵素 ,  グルコシル化

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (7件)： アスペルギルス・ニガー ,  α-グルコシダーゼ ,  アスパラギン ,  変異 ,  加水分解 ,  トランス ,  グルコシル化