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J-GLOBAL ID：201702258671354574   整理番号：17A0598464

段階的水酸化ナトリウムおよび有機酸前処理によるトウモロコシ茎葉のin situ酵素的糖化増強

Enhancement of In Situ Enzymatic Saccharification of Corn Stover by a Stepwise Sodium Hydroxide and Organic Acid Pretreatment

著者 (6件)： QING Qing (Changzhou Univ., Jiangsu, CHN) ,  GUO Qi (Changzhou Univ., Jiangsu, CHN) ,  ZHOU Linlin (Changzhou Univ., Jiangsu, CHN) ,  HE Yucai (Changzhou Univ., Jiangsu, CHN) ,  WANG Liqun (Changzhou Univ., Jiangsu, CHN) ,  ZHANG Yue (Changzhou Univ., Jiangsu, CHN)
資料名： Applied Biochemistry and Biotechnology  (Applied Biochemistry and Biotechnology)
巻： 181  号： 1  ページ： 350-364  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： E0344C  ISSN： 0273-2289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグノセルロース高含有バイオマス資源トウモロコシ茎葉の効率的糖化と阻害物質形成を低減するための前処理法として2段階の相乗的前処理加水分解法を開発した。まず水酸化ナトリウム処理でリグニンと炭水化物間の架橋結合を破壊してリグニンの主要部分を除去し,セルロースを膨潤させた。第二段階として有機酸によりスラリー状になったヘミセルロースを加水分解した。更にキシラナーゼによる有機酸前処理中に生成するセルラーゼ阻害性キシロオリゴ糖を分解した。こうして得た加水分解物をS.cerevisiaeでエタノール発酵し,生産性向上を認めた。水酸化ナトリウムと有機酸による前処理で水酸化ナトリウム前処理固形物からリグニンの60/42%を除去でき,酢酸処理ではヘミセルロースが除去され,セルラーゼによる糖化は93.34%という高い消化性を示し,エタノール発酵収率は80.3%だった。

シソーラス用語： *トウモロコシ ,  *作物残渣 ,  *バイオマス資源 ,  糖化 ,  酵素的分解 ,  加水分解 ,  前処理 ,  水酸化ナトリウム ,  リグニン ,  *リグノセルロース ,  セルロース ,  キシラナーゼ ,  セルラーゼ ,  *エタノール発酵 ,  *生物燃料 ,  脂肪酸 ,  薬物
準シソーラス用語： *トウモロコシ茎葉 ,  アルカリ加水分解 ,  酸加水分解 ,  *バイオエタノール

分類 (3件)： 農業廃棄物の利用  (FB07050I) ,  微生物代謝産物の生産  (FK03020A) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (1件)： 酢酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 段階 ,  水酸化ナトリウム ,  有機酸 ,  前処理 ,  トウモロコシ茎葉 ,  酵素的糖化 ,  増強