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J-GLOBAL ID:201702261358286978   整理番号:17A0604984

すれ違い通信システムに対するインセンティブ計算方式の検討

Studies on Incentive Calculation for Delay Tolerant Networks
著者 (2件):
資料名:
巻: 117  号: 3(NS2017 1-13)  ページ: 73-76  発行年: 2017年04月13日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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地域活性化を実現するすれ違い通信システムでは,すれ違い回数に応じて各ユーザに商品の割引や景品などの報酬を提供し,システムへの積極的な参加を促す。このすれ違い通信システムにユーザが参加することで,ユーザの街歩きが増加して地域の活性化が期待できる。しかしながらこのシステムでは,ユーザが複数の端末を同時に使用することで,すれ違い回数を不正に増加させることができ,不正ユーザが多くの報酬を獲得できる。このような不正行為を自由に行える状況では,ユーザ間で不公平が生じてしまいユーザの街歩きが減少してしまう可能性が高い。そこで本稿では,地域活性化を実現するすれ違い通信システムにおいて,各ユーザに報酬を公平に提供して不正を抑制する2つの異なるインセンティブ計算方式を提案する。提案する1つ目のインセンティブ計算方式では,すれ違い回数に対するべき乗和を利用して各ユーザの報酬を計算する。すれ違い回数に対するべき乗和によって,同一ユーザとのすれ違い回数が極端に多くなると獲得報酬がほとんど増加せず不正端末間のすれ違いを抑制できる。2つ目のインセンティブ計算方式では,過去にすれ違ったユニークユーザの割合を利用して各ユーザの報酬を計算する。本方式では,過去にすれ違ったユーザの情報からユニークユーザ率を導出し,ユニークユーザ率が高い場合に多くの報酬が獲得できる。それゆえ,同一ユーザとのすれ違いが多い場合には獲得報酬がほとんど増加せず不正端末間のすれ違いを抑制できる。提案する2つの計算法の性能をシミュレーションで評価し,他の既存方式と性能を比較する。数値例において,既存方式との比較から,提案方式が不正行為の抑制に有効であることを示す。(著者抄録)
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