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J-GLOBAL ID：201702267205670246   整理番号：17A0979950

津波・高潮と高波の複合作用による低基混成堤への波力特性の検討

著者 (3件)： 喜夛司 (港湾空港技術研究所 海洋研究領域耐波研究グループ) ,  鈴木高二朗 (港湾空港技術研究所 海洋研究領域耐波研究グループ) ,  鶴田修己 (港湾空港技術研究所 海洋研究領域耐波研究グループ)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 72  号： 2  ページ： I_1045-I_1050(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 想定を超える津波や高潮が防波堤を越流する際に高波が同時に作用する現象,いわゆる越流と高波の重畳現象についての検討例は少なく,想定外の被害を招き得る危険性がある.そこで,本研究では低基混成堤における越流条件下での高波の重畳現象を対象に水理模型実験を実施し,越流・越波複合現象下での堤体に作用する波力および港内側被覆工の被災過程について検討を実施する.実験計測結果から,越流・越波複合現象下における堤体前後面の波力特性について,堤体周囲の越流・越波の浅水変形に着目した算定方法の検討を実施するとともに,堤体背後マウンドの被覆工に作用する越流水塊の落水範囲とその波力についても従来の越流を対象とする算定方法との比較からその特性を検討する.(著者抄録)

シソーラス用語： *津波 ,  *高潮 ,  作用 ,  防波堤 ,  *波力 ,  波圧 ,  越流 ,  水理模型試験 ,  浅水波
準シソーラス用語： 混成堤 ,  *水理模型実験 ,  *津波越流 ,  津波波力 ,  *複合作用

著者キーワード (5件)： complex disaster ,  overflow ,  overtopping wave ,  breakwater ,  hydraulic experiment

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (12件)：

• 1) 国土交通省港湾局:ナウファス(全国港湾海洋波浪情報網),http://www.mlit.go.jp/kowan/nowphas/index.html , 参照2016-02-03
• 2) 宮田正史,小竹康夫,竹信正寛,中村友昭,水谷法美,浅井茂樹,:防波堤を越流する津波の水理特性に関する実験的研究,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,pp. I_504-I_509,2014.
• 3) 有川太郎,佐藤昌治,下迫健一郎,厳駿 : 津波越流時における防波堤の安定性に関する研究, 土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 69,No. 2,pp. I_916-I_920,2013
• 4) 有川太郎,林達也,鈴木崇之,下迫健一郎 : 数値波動水槽を用いた津波越流時における防波堤の安定性の検討, 土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 70,No. 2,pp. I_366-I_371,2014
• 5) 佐藤正勝,米山治男,長谷川巌,稲垣茂樹:一般防波堤の津波越流による港内側マウンドの洗掘と対策,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 68,No. 2,pp. I_252-I_257,2012

タイトルに関連する用語 (6件)： 津波 ,  高潮 ,  高波 ,  複合作用 ,  混成堤 ,  波力