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J-GLOBAL ID:201702273030902542   整理番号:17A1212087

2Eucommiaファルネシル二りん酸シンターゼは最終生成物選択への異なる酵素的性質を示す【Powered by NICT】

Two Eucommia farnesyl diphosphate synthases exhibit distinct enzymatic properties leading to end product preferences
著者 (10件):
資料名:
巻: 139  ページ: 95-106  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0147A  ISSN: 0300-9084  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ファルネシル二りん酸シンターゼ(FPS)は,一次および二次代謝産物の生産,ステロール,ドリコール,カロチノイドとユビキノンを含むプレニル前駆体の生合成,蛋白質の修飾に必須の酵素である。植物Eucommia ulmoidesから二FPS(EuFPS1とEuFPS2)を同定し,特性化した。EuFPSsが活性に重要であることを七の高度に保存されたプレニルトランスフェラーゼ特異的ドメインを有していた。細菌で生産された組換EuFPSイソ型を用いた相補性と生化学的分析はEuFPSsはin vivoとin vitroの両方でFPP合成活性を持つことを示した。FPSの典型的な反応機構に加えて,EuFPSsはアリル基質としてファルネシル二リン酸(FPP)を利用し,イソプレニル鎖のさらなる伸長に参加し,ゲラニルゲラニル二リン酸の合成をもたらした。しかし,二EuFPSアイソザイム間の高いアミノ酸類似性にもかかわらず,それらの比活性,基質選択性,および最終反応生成物は異なっていた。アリル基質としてジメチルアリル二リン酸(DMAPP)の使用は二酵素間の相違を明らかにした:pH,金属イオン補因子と補因子濃度に依存して,EuFPS2は一定速度で中間生成物としてゲラニル二りん酸を蓄積したが,EuFPS1はほとんどゲラニル二りん酸を合成した。EuFPSsの反応速度はイソペンテニル二りん酸とジメチルアリル二りん酸を基質としてとEuFPS活性の阻害剤として使用したことを示した。総合すれば,結果は,FPPの生合成は植物におけるEuFPS反応に必要な様々な因子により高度に調節されることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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遺伝子発現  ,  酵素一般 
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