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J-GLOBAL ID：201702273639408372   整理番号：17A0571224

没入型VR環境における舞踊動作訓練システム

著者 (3件)： 脇田航 (広島市立大学大学院情報科学研究科) ,  齊藤充行 (広島市立大学大学院情報科学研究科) ,  小林康秀 (広島市立大学大学院情報科学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 137  号： 3  ページ： 495-501(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 立体視可能なHMDを用いた没入型バーチャルリアリティ(VR)環境における舞踊動作訓練システムを提案した。近年,デジタル技術による熟練者の技能解析や伝承に関する研究が進められている。本研究では,VR機器を用いた視覚情報による技能継承を目的とし,立体視可能なHMDによる没入型VR環境において舞踊の熟練者の身体動作をより高精度に訓練するためのシステムを構築し,検証した。提案システムでは,モーションキャプチャによって実世界における自分の動作をリアルタイムに取得してHMDによる没入型VR環境に反映させ,様々な視点から自分の動作を客観的に観察可能にした。また,予め取得しておいた熟練者の動作を任意の視点および速度で観察可能にし,熟練者と訓練者の各関節のズレ(位置,角度,速度)を可視可能にした。評価実験の結果,提案システムの有効性が確認された。

シソーラス用語： ヒューマンインタフェイス ,  モーションキャプチャ ,  ディジタル画像 ,  *バーチャルリアリティ ,  *教育訓練 ,  ディジタルミュージアム ,  ヘッドマウントディスプレイ
準シソーラス用語： HMD【表示装置】 ,  *没入型バーチャルリアリティ ,  *トレーニングシステム

著者キーワード (8件)： HMD ,  モーションキャプチャ ,  トレーニングシステム ,  デジタルミュージアム ,  HMD ,  Motion Capture ,  Training System ,  Digital Museum

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (22件)：

• (1) Y. Mochizuki, R. Himeno, and K. Omura: “Artificial Skill and a New Principle in Sports”, Systems, Control and Information, Vol. 46, No. 8, pp. 498-505 (2002) (in Japanese)
• 望月義幸・姫野龍太郎・大村皓一:「スポーツにおける人工技能と新運動原理」,システム/制御/情報:システム制御情報学会誌,Vol. 46, No. 8, pp. 498-505 (2002)
• (2) K. Watanuki and L. Hou: “Virtual Reality-Based Job Training Based on Brain Activity Assessment Using Functional Near-Infrared Spectroscopy”, Journal of Japan Society for Design Engineering, Special Issue of the 2nd International Conference on Design Engineering and Science, pp. 19-24 (2011)
• (3) A. Hiyama, Y. Doyama, M. Miyashita, E. Ebuchi, M. Seki, and M. Hirose: “Artisan Skill Training System using Multisensory Experience Data from First-person Standpoint”, Trans. VRSJ, Vol. 16, No. 4, pp. 643-652 (2011) (in Japanese)
• 土山裕介・宮下真理子・江渕栄貫・関 正純・廣瀬通孝:「一人称視点からの多感覚追体験による伝統技能教示支援」,日本バーチャルリアリティ学会論文誌,Vol. 16, No. 4, pp. 643-652 (2011)

タイトルに関連する用語 (4件)： VR ,  環境 ,  舞踊 ,  訓練システム