抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
実用化に必要な連続加熱処理を可能とするため,連続交流電界処理(連続通電加熱)を行うことにより,味噌を短時間で連続的に加熱し,味噌中のフォスファターゼ活性の低減,さらには耐熱性芽胞を低減することを目指した。まず,実験手法について,連続通電加熱装置,リング電極を図示し,紹介した。次に,従来加熱および通電加熱によるフォスファターゼの失活について,従来加熱と通電加熱がフォスファターゼ活性に与える影響のデータを示し,解説した。また,従来加熱および通電加熱の温度履歴について,それぞれ時間と温度の関係を示した。さらに,従来加熱および通電加熱の枯草菌芽胞の失活効果について,100度の温浴加熱時間が残存菌数に与える影響,通電加温時間が残存菌数に与える影響を,それぞれのデータで紹介した。最後に,従来加熱および通電加熱が味噌の色に与える影響について,輝度(L
*)の変化データを示し,解説した。