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J-GLOBAL ID：201702286409655633   整理番号：17A1619198

多様なモビリティ・マネジメント教育プログラムの中長期的効果特性の比較分析

著者 (5件)： 土崎伸 ((株)オリエンタルコンサルタンツ) ,  松村暢彦 (愛媛大学 社会共創学部) ,  神田佑亮 ((株)オリエンタルコンサルタンツ) ,  岡本英晃 ((公財)交通エコロジー・モビリティ財団) ,  加賀有津子 (大阪大学 大学院工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 H(教育)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. H (Engineering Education and Practice) (Web))
巻： 73  号： 1  ページ： 22-33(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0264A  ISSN： 1884-7781  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年各地でモビリティ・マネジメント教育が実施されているが,自治体が教育面の効果にも配慮し的確に踏み出すための方法が明確にされていないこと等が依然課題である.これを踏まえると,一般に実施されているプログラムの中長期の効果特性を踏まえた導入方法等の知見の整理が求められる.そのため本稿では,小学校で複数のプログラムを継続展開している京都府久御山町での中学生アンケートから,交通行動・教育それぞれの面で期待される効果の比較分析を実施した.その結果,実体験が記憶に残りやすく効果が高まること,交通を題材に自分と地域のつながりを学ぶような社会性の強い学習が公共交通や地域愛着,道徳意識を高め得ること,地域のバス等に焦点を当てた学習で認知が深まり行動へ影響し得ること等を把握し,MM教育導入時の留意点を整理した.(著者抄録)

シソーラス用語： 管理 ,  交通システム ,  *学校教育 ,  *公共輸送 ,  カリキュラム ,  京都府 ,  小学校 ,  教育効果 ,  中学校
準シソーラス用語： *モビリティマネジメント ,  *モビリティマネジメント教育 ,  教育プログラム ,  久御山町

著者キーワード (4件)： mobility management ,  education ,  long-term effect ,  comparative analysis

分類 (1件)： 運輸交通・サービス一般  (TA01010L)

引用文献 (18件)：

• 1) 藤井聡,唐木清志,松村暢彦,谷口綾子,原文宏,高橋勝美:モビリティ・マネジメント教育-日常移動場面のジレンマを題材としたシティズンシップ教育-,土木学会教育論文集,Vol. 1, pp. 25-32, 2009.
• 2) 唐木清志,藤井聡:モビリティ・マネジメント教育,東洋館出版社,2011.
• 3) (公財)交通エコロジー・モビリティ財団:小学校社会科や総合的な学習の時間などで活用できる交通環境学習事例集 http://www.mm-education.jp/tebiki.html
• 4) 藤井聡,谷口綾子,松村暢彦:モビリティをマネジメントする,学芸出版社,2015.
• 5) 北川真理,中田栄,高山純一:金沢市における小学校を対象としたモビリティマネジメントの取り組み,土木計画学研究・講演集,No. 40, 2009.

タイトルに関連する用語 (3件)： モビリティ・マネジメント ,  教育 ,  比較分析