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J-GLOBAL ID：201702288101586388   整理番号：17A0991238

一次元/二次元準安定超分子組織の区別制御

Control over differentiation of a metastable supramolecular assembly in one and two dimensions

著者 (11件)： FUKUI Tomoya (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN) ,  FUKUI Tomoya (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  KAWAI Shinnosuke (Shizuoka Univ., Shizuoka, JPN) ,  FUJINUMA Satoko (Nagaoka Univ. Technol., Niigata, JPN) ,  MATSUSHITA Yoshitaka (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN) ,  YASUDA Takeshi (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN) ,  SAKURAI Tsuneaki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SEKI Shu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKEUCHI Masayuki (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN) ,  TAKEUCHI Masayuki (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  SUGIYASU Kazunori (National Inst. for Materials Sci. (NIMS), Ibaraki, JPN)
資料名： Nature Chemistry  (Nature Chemistry)
巻： 9  号： 5  ページ： 493-499  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： W2267A  ISSN： 1755-4330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本報では,ナノファイバー構造とナノシート構造を区別する準安定ポルフィリン超分子組織の能力を述べた。化学者は生体分子系に触発され多くの超分子系を自己組織化により生成したが,人工超分子系は複雑さと機能面から生体分子系に程遠い。反応動力学制御下の分子自己組織化は自発的熱力学過程により利用できないナノ構造を生成すると予想され,こうした平衡外条件下で生体分子系を思わせる時間依存進展は生じ複雑さの増大した超分子組織合成を可能にする。分子設計と自己組織化経路複雑さの関係に関する機構研究により,固有の反応動力学挙動を支配するエネルギー景観を明確にし,それに基づき区別現象を制御し同一単量体を用い一次元と二次元両超分子リビング重合を達成した。また,得られたナノ構造は電子的に異なり,経路依存材料特性を示すことも分った。

シソーラス用語： *リビング重合 ,  *単量体 ,  *超分子 ,  *ナノファイバ ,  *ナノシート ,  *準安定状態 ,  *亜鉛錯体 ,  自己組織化 ,  反応経路 ,  性質 ,  分子設計 ,  反応機構 ,  ポテンシャルエネルギー曲線 ,  電子構造 ,  *1次元構造 ,  *二次元構造 ,  *ポルフィリン類 ,  材料特性 ,  複雑性
準シソーラス用語： 非平衡過程 ,  複雑さ

分類 (4件)： 八員環以上の複素環化合物  (CF07120T) ,  単独重合  (CG04020S) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  反応速度論・触媒一般  (CB06010G)

タイトルに関連する用語 (2件)： 超分子 ,  組織