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J-GLOBAL ID:201702289369003661   整理番号:17A1006435

トマトの果皮部およびゼリー部の品質成分に及ぼす作期および塩処理の影響

Effects of Cropping Season and Salinity on the Quality of Pericarp and Jelly of Mature Tomato Fruits
著者 (4件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 33-38  発行年: 2017年06月15日 
JST資料番号: L4299A  ISSN: 1341-0156  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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トマトの高品質化技術として塩ストレスを与える栽培方法が用いられているが,部位別の成分含量の詳細は明らかではない。そこで異なる作期のトマト栽培において点滴灌水に50mMNaCl溶液を用いることで塩ストレスを与えて栽培し,成熟果実をゼリー部と果皮部とに分けて糖,酸,グルタミン酸,アスコルビン酸,カロチノイド,クロロフィルの含量を測定し,部位ごとのそれぞれの成分量に塩ストレスおよび作期が与える影響について検討し,同時に2要因の交互作用を検討した。塩ストレス下で栽培されたトマト果実は,果皮部,ゼリー部ともに糖含量も有機酸含量も高く,糖酸比は低下する傾向があった。赤い色素であるリコペンの濃度は,果皮部で多く,塩処理は果皮部のリコペンとβカロテンの双方を増加させる一方,ゼリー部では抑制した。同時に塩処理はゼリー部のクロロフィル濃度を増加させた。グルタミン酸濃度は果皮部よりゼリー部で高かった。ゼリー部では,グルタミン酸,リンゴ酸,アスコルビン酸,およびナトリウムで作期と塩処理の交互作用が認められ,栽培条件によりこれらの成分含量が大きく変動することが示された。(著者抄録)
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分類 (2件):
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野菜  ,  食品の化学・栄養価 
引用文献 (17件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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