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J-GLOBAL ID：201702291097430961   整理番号：17A0568546

南海トラフ地震下の鳴門・明石海峡部の津波波形を用いた岡山市に襲来する津波の予測モデルの検討

著者 (4件)： 工代健太 (岡山大学大学院 環境生命科学研究科) ,  前野詩朗 (岡山大学大学院 環境生命科学研究科) ,  赤穗良輔 (岡山大学大学院 環境生命科学研究科) ,  吉田圭介 (岡山大学大学院 環境生命科学研究科)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 72  号： 4  ページ： I_379-I_384(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 南海トラフ地震時に鳴門及び明石海峡で津波波形が観測された時点で,それらの結果をもとに,岡山沿岸に到達する津波波形を簡易に推定する津波予測モデルを構築した。この予測モデルは,数値解析で得たそれぞれの海峡経由時津波の挙動に関する結果をもとに,主として津波の海峡経由時の波高減衰及び海峡通過直後の波高と岡山沿岸到達時の波高の相関関係を検討して構築した。以下の順に述べた。平面2次元解析モデルと津波再現計算,津波波形の簡易予測モデルの構築,潮汐場での簡易予測モデルの適応性の検討。

シソーラス用語： *大地震 ,  岡山県 ,  沿岸帯 ,  *津波 ,  波高 ,  *予測モデル ,  時間 ,  数値解析 ,  岡山市 ,  津波波高 ,  *南海トラフ地震 ,  *モデル
準シソーラス用語： 到達時間

著者キーワード (5件)： Nankai Trough earthquake ,  Tsunami ,  Seto Inland Sea ,  Naruto and Akashi channel ,  tide

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  波浪,潮流  (DC06040R)

引用文献 (8件)：

• 1) 安田誠宏・高山知司・川村健太・間瀬肇:沖合観測情報を用いたインバージョン法によるリアルタイム津波予測,海岸工学論文集,第54巻, pp. 196-200, 2007.
• 2) 辰巳大介・富田孝史:震央位置を考慮したインバージョン法によるリアルタイム津波予測,海岸工学論文集,第55巻, pp. 246-250, 2008.
• 3) 長谷川賢一・鈴木孝夫・稲垣和男・首藤伸夫:津波の数値実験における格子間隔と時間積分間隔に関する研究,土木学会論文集,No. 381/II-7, pp. 111-120, 1987.
• 4) 重枝未玲・秋山壽一郎・浦勝・有田由高:非構造格子を用いた有限体積法に基づく平面2次元洪水流数値モデル,水工学論文集,第45巻,pp. 895-900, 2001.
• 5) 吉田和郎・村上仁士・島田富美男・上月康則・大宅祥弘・大谷寛:瀬戸内海における津波の流速・津波高に及ぼす海峡・島の影響に関する一考察,海岸工学論文集,第50巻,pp321-325, 2003.

タイトルに関連する用語 (8件)： 南海トラフ地震 ,  鳴門 ,  明石海峡 ,  津波波形 ,  岡山 ,  襲来 ,  津波 ,  予測モデル