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J-GLOBAL ID:201702296570795668   整理番号:17A1229436

二重β崩壊実験のためのドリフトチェンバーβ線運動量アナライザーの性能

Performance of the drift chamber beta-ray momentum analyzer for double beta decay experiments
著者 (33件):
資料名:
巻: 2017  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U0548A  ISSN: 2050-3911  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ニュートリノ物理学の中で最も重要な問題のひとつは,ニュートリノがMajorana粒子とDirac粒子のいずれであるかというものである。もしニュートリノがMajorana粒子の性格をもてば,ニュートリノレス二重β崩壊(0ν2β)は確かに起こる。他方,ニュートリノがDirac粒子の性格をもつとしても4単位でのレプトン数の破れを許容することによりニュートリノレス四重β崩壊(0ν4β)が可能であるとする理論がある。0ν2βと0ν4βの両者の半減期は非常に長いことが理論的に予測されているために,検出器はバックグランドを除去するための素晴らしい性能をもたねばならない。著者等はKEKで,二重β崩壊実験用にドリフトチェンバーβ線アナライザー(DCBA)と呼ばれる一連の電子運動量アナライザーを開発してきた。DCBAは荷電粒子飛跡を検出するドリフトチェンバーと一様磁場を提供する超伝導ソレノイドで構成される。運動量アクセプタンスは0.5-3.5MeB/cの領域にあるため,α粒子,陽子,μ粒子のような大きな質量故にこれよりも大きな運動量をもつバックグランド粒子を除去することは容易である。その粒子同定特性と三次元位置決定能力は0ν2β事象と0ν4β事象を探すための強力なツールである。本報では,DCBAの性能とともに検出器の構築過程の詳細を述べる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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素粒子・核物理実験技術一般  ,  ベータ崩壊 
引用文献 (20件):

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