特許
J-GLOBAL ID:201703001832621298

情報システム、ホストシステム、及びアクセス制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ウィルフォート国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-538796
特許番号:特許第6039818号
出願日: 2013年09月30日
請求項(抜粋):
【請求項1】 第1記憶領域を提供する第1ストレージシステムと、 前記第1記憶領域とペアを構成する第2記憶領域を提供する第2ストレージシステムと、 前記第1及び第2ストレージシステムに接続されライトリクエストを送信する第1及び第2ホストシステムと、 を有し、 (A)正常な状態である第1システム状態では、 前記第1及び第2ストレージシステムが、前記第1記憶領域をソースとし前記第2記憶領域をターゲットとした第1遠隔データミラーリング処理を実行し、 前記第1ホストシステムと前記第1記憶領域とを結ぶ第1パスの状態は、前記第1ホストシステムと前記第2記憶領域とを結ぶ第2パスよりも前記第1パスの優先度が高いことを意味する状態であり、 前記第2ホストシステムと前記第1記憶領域とを結ぶ第3パスの状態は、前記第2ホストシステムと前記第2記憶領域とを結ぶ第4パスよりも前記第3パスの優先度が高いことを意味する状態であり、 (B)前記第1ストレージシステムが前記第1又は第2ホストシステムから受信したライトリクエストに従う処理に前記第1システム状態において失敗した場合になる状態である第2システム状態では、 前記第1及び第3パスのそれぞれの状態は、そのパスを使用してライトリクエストを送信することを禁止することを意味する状態であり、 前記第1及び第2ストレージシステムが、前記第1遠隔データミラーリング処理を停止し、 (C)前記第1及び第2ホストシステムから前記第1ストレージシステムへライトリクエストを送信してもよい状況に前記第2システム状態において復旧したことを意味する第3システム状態では、 前記第1及び第2ストレージシステムが、前記第2記憶領域をソースとし前記第1記憶領域をターゲットとした第2遠隔データミラーリング処理を実行し、 前記第1パスの状態は、前記第2パスよりも前記第1パスの優先度が低いことを意味する状態であり、 前記第3パスの状態は、前記第4パスよりも前記第3パスの優先度が低いことを意味する状態であり、 (D)前記第3システム状態において前記第1パスの優先度が前記第2パスより優先度が高いことを意味する状態に遷移した場合、 (1)前記第1ホストシステムは、ライトリクエストを前記第1パスを使用して前記第1ストレージシステムに送信し、 (2)前記第1ストレージシステムは、前記第1ホストシステムからのライトリクエストを受信し、前記受信したライトリクエストに従うライト先である前記第1記憶領域が前記第2遠隔データミラーリング処理についてのターゲットであることを検知し、前記第2遠隔データミラーリング処理の停止通知を前記第2ストレージシステムに送信し、且つ、前記受信したライトリクエストの処理を実行し、 (3)前記第2ストレージシステムは、前記停止通知を受信し、前記第2記憶領域をライト先とするライトリクエストが失敗するように制御変更し、 (4)前記第2ホストシステムは、前記第4パスを使用して前記第2記憶領域をライト先とするライトリクエストを前記第2ストレージシステムへ送信し、そのライトリクエストが失敗した場合に、前記第4パスよりも優先度の低いことを意味する状態である前記第3パスを使用して、ライトリクエストを送信する、 情報システム。
IPC (2件):
G06F 13/10 ( 200 6.01) ,  G06F 3/06 ( 200 6.01)
FI (3件):
G06F 13/10 340 A ,  G06F 3/06 301 A ,  G06F 3/06 304 F
引用特許:
審査官引用 (4件)
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