特許
J-GLOBAL ID:200903043473783220

計算機システム、アクセス制御方法及び管理計算機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 後藤 政喜 ,  藤井 正弘 ,  飯田 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-061880
公開番号(公開出願番号):特開2008-225753
出願日: 2007年03月12日
公開日(公表日): 2008年09月25日
要約:
【課題】二つの記憶装置のいずれか一方又は二つの記憶装置を接続する回線などに障害が発生しても、ホスト計算機が最新のデータにアクセスする。【解決手段】第1記憶装置は、記憶装置の識別子及び記憶領域の識別子を詐称して、第1記憶領域を前記ホスト計算機に提供する。第2記憶装置は、記憶装置の識別子及び記憶領域の識別子を、前記第1記憶装置によって詐称された識別子と同一に詐称して、第2記憶領域を前記ホスト計算機に提供する。前記管理計算機は、アクセスの失敗を検出した場合、複製の状態、前記第1記憶装置の状態及び前記第2記憶装置の状態を取得し、前記取得された複数の状態を参照して、前記ホスト計算機からのアクセスを制御することを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
計算機システムであって、 一つ以上の第1記憶装置と、一つ以上の第2記憶装置と、前記第1記憶装置及び前記第2記憶装置にネットワークを介して接続される一つ以上のホスト計算機と、前記第1記憶装置、前記第2記憶装置及び前記ホスト計算機にアクセス可能な管理計算機と、を備え、 前記第1記憶装置は、 前記ネットワークに接続される第1インタフェースと、前記第1インタフェースに接続される第1プロセッサと、前記第1プロセッサに接続される第1メモリと、前記ホスト計算機から書き込み要求されるデータを格納する第1ディスクドライブと、を備え、 前記第1ディスクドライブの記憶領域を、第1記憶領域として設定し、 記憶装置の識別子及び記憶領域の識別子を詐称して、前記設定された第1記憶領域を前記ホスト計算機に提供し、 前記第2記憶装置は、 前記ネットワークに接続される第2インタフェースと、前記第2インタフェースに接続される第2プロセッサと、前記第2プロセッサに接続される第2メモリと、前記ホスト計算機から書き込み要求されるデータを格納する第2ディスクドライブと、を備え、 前記第2ディスクドライブの記憶領域を、第2記憶領域として設定し、 記憶装置の識別子及び記憶領域の識別子を、前記第1記憶装置によって詐称された識別子と同一に詐称して、前記設定された第2記憶領域を前記ホスト計算機に提供し、 前記管理計算機は、外部に接続される第3インタフェースと、前記第3インタフェースに接続される第3プロセッサと、前記第3プロセッサに接続される第3メモリと、を備え、 前記ホスト計算機は、前記ネットワークに接続される第4インタフェースと、前記第4インタフェースに接続される第4プロセッサと、前記第4プロセッサに接続される第4メモリと、を備え、 前記第1プロセッサは、前記第1記憶領域のデータを前記第2記憶領域に複製し、 前記第2プロセッサは、前記第2記憶領域のデータを前記第1記憶領域に複製し、 前記第3プロセッサは、 前記ホスト計算機から前記第1記憶領域へのアクセス又は前記ホスト計算機から前記第2記憶領域へのアクセスの失敗を検出した場合、前記第1記憶領域と前記第2記憶領域との間における複製の状態及び前記第1記憶装置の状態を、前記第3インタフェースを介して前記第1プロセッサから取得し、 前記第1記憶領域と前記第2記憶領域との間における複製の状態及び前記第2記憶装置の状態を、前記第3インタフェースを介して前記第2プロセッサから取得し、 前記取得された複数の状態を参照して、前記ホスト計算機から前記第1記憶領域へのアクセス及び前記ホスト計算機から前記第2記憶領域へのアクセスを制御することを特徴とする計算機システム。
IPC (1件):
G06F 3/06
FI (1件):
G06F3/06 304F
Fターム (2件):
5B065BA01 ,  5B065EA33
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
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