特許
J-GLOBAL ID:201703003754439839

耐摩耗鋼板および耐摩耗鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 杉村 憲司 ,  川原 敬祐 ,  市枝 信之
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-563480
特許番号:特許第6119935号
出願日: 2016年04月19日
要約:
【要約】 耐ガス切断割れ性と耐摩耗性を低コストで両立させることができる耐摩耗鋼板を提供する。 C:0.34%超え、0.50%以下、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.30〜2.00%、P:0.015%以下、S:0.005%以下、Cr:0.01〜2.00%、Al:0.001〜0.100%、およびN:0.01%以下を含み、残部Fe及び不可避不純物からなる成分組成を有し、前記耐摩耗鋼板の表面から1mmの深さにおけるマルテンサイトの体積率が90%以上であり、前記耐摩耗鋼板の板厚中心部における旧オーステナイト粒径が80μm以下である組織を有し、前記耐摩耗鋼板の表面から1mmの深さにおける硬度が、ブリネル硬さで560 HBW 10/3000以上であり、板厚中心偏析部における、Mnの濃度[Mn](質量%)とPの濃度[P](質量%)とが、0.04[Mn]+[P]<0.45を満足する、耐摩耗鋼板。
請求項(抜粋):
【請求項1】 耐摩耗鋼板であって、 質量%で、 C :0.34%超、0.50%以下、 Si:0.01〜1.0%、 Mn:0.30〜2.00%、 P :0.015%以下、 S :0.005%以下、 Cr:0.01〜2.00%、 Al:0.001〜0.100%、および N :0.01%以下を含み、 残部Fe及び不可避不純物からなる成分組成を有し、 前記耐摩耗鋼板の表面から1mmの深さにおけるマルテンサイトの体積率が90%以上であり、前記耐摩耗鋼板の板厚中心部における旧オーステナイト粒径が80μm以下である組織を有し、 前記耐摩耗鋼板の表面から1mmの深さにおける硬度が、ブリネル硬さで560 HBW 10/3000以上であり、 板厚中心偏析部における、Mnの濃度[Mn](質量%)とPの濃度[P](質量%)とが、下記(1)式を満足する、耐摩耗鋼板。 記 0.04[Mn]+[P]<0.45 ... (1)
IPC (7件):
C22C 38/00 ( 200 6.01) ,  C22C 38/38 ( 200 6.01) ,  C22C 38/58 ( 200 6.01) ,  C21D 8/02 ( 200 6.01) ,  B22D 11/00 ( 200 6.01) ,  B22D 11/128 ( 200 6.01) ,  B21B 1/26 ( 200 6.01)
FI (7件):
C22C 38/00 301 H ,  C22C 38/38 ,  C22C 38/58 ,  C21D 8/02 C ,  B22D 11/00 A ,  B22D 11/128 350 A ,  B21B 1/26 D
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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