特許
J-GLOBAL ID:201703004584611336

厚鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 志賀 正武 ,  寺本 光生 ,  棚井 澄雄 ,  勝俣 智夫 ,  山口 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-089091
公開番号(公開出願番号):特開2017-197807
出願日: 2016年04月27日
公開日(公表日): 2017年11月02日
要約:
【課題】高生産性で強度、延性、靱性、音響異方性に優れた厚鋼板の製造方法の提供。【解決手段】質量%でC:0.03〜0.25%、Si:0.001〜0.50%、Mn:0.5〜3.0%を含む鋼を鋳造後、そのまま又は一旦冷却してAc3〜1300°Cに加熱し、終了温度をAr3〜1100°Cとする熱間圧延の後、表面温度がAr3以上の温度から、板厚方向の平均冷却速度を3〜50°C/sとする制御冷却を開始し、(1)〜(3)式により表面温度T(°C)の温度履歴から算出されるフェライト生成指標SIが0.55〜2.00になるように制御冷却を行い、板厚方向の平均温度が450〜675°C、表面温度が350〜675°Cの範囲で制御冷却を終了し、室温まで放冷する厚鋼板の製造方法。SI=SI1+SI2・・・(1)、SI1=∫(1/2037)×(Ar3-T)dt・・・(2)、SI2=∫(2/2037)×(650-T)dt・・・(3)。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、 C:0.03〜0.25%、 Si:0.001〜0.50%、 Mn:0.5〜3.0% を含有し、 P:0.050%以下、 S:0.050%以下、 Al:0.05%以下、 N:0.010%以下、 O:0.010%以下 に制限し、残部Fe及び不純物からなる鋼を鋳造後、そのまま、又は、一旦冷却してAc3〜1300°Cに加熱し、終了温度をAr3〜1100°Cの範囲内とする熱間圧延を行った後、 表面温度がAr3以上の温度から、板厚方向の平均冷却速度を3〜50°C/sとする制御冷却を開始し、 下記(1)〜(3)式によって前記表面温度T(°C)の温度履歴から算出されるフェライト生成指標SIが0.55〜2.00になるように前記制御冷却を行い、 板厚方向の平均温度が450〜675°C、表面温度が350〜675°Cの範囲で前記制御冷却を終了し、 そのまま室温まで放冷する ことを特徴とする厚鋼板の製造方法。 SI=SI1+SI2・・・(1) SI1=∫(1/2037)×(Ar3-T)dt (ただし、T≧600°C)・・・(2) SI2=∫(2/2037)×(650-T)dt (ただし、600°C≦T≦650°C)・・・(3)
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/60
FI (3件):
C21D8/02 B ,  C22C38/00 301A ,  C22C38/60
Fターム (35件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA15 ,  4K032AA16 ,  4K032AA17 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA24 ,  4K032AA26 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA33 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA37 ,  4K032AA39 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032CA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CC02 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD02 ,  4K032CD03 ,  4K032CD05
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る