特許
J-GLOBAL ID:201703004969812111

原子炉格納容器の冷却設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-012329
公開番号(公開出願番号):特開2017-133872
出願日: 2016年01月26日
公開日(公表日): 2017年08月03日
要約:
【課題】過酷事故時でも自然循環力により原子炉格納容器内のガスを冷却可能とすることは勿論、冷却性能が低下することがないこと。【解決手段】本発明の原子炉格納容器の冷却設備は、課題を解決するために、原子炉格納容器内の凝縮性ガス及び非凝縮性ガスから成る被冷却ガスを冷却させて凝縮させる複数の伝熱管と、複数の伝熱管を収納し被冷却ガスを内外に吸気及び排気するための吸気口及び排気口を有するケーシングと、複数の伝熱管のそれぞれに冷却材を供給及び回収する複数の伝熱管入口及び出口配管と、複数の伝熱管入口配管へ冷却水を供給及び回収する冷却水入口及び出口ヘッダとを備え、ケーシング内に被冷却ガスを吸気するための吸気口が、ケーシングの側面上部に相対向するように設けられていると共に、ケーシング外に被冷却ガスを排気するための排気口が、ケーシングの底面に設けられていることを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
原子炉格納容器内の凝縮性ガス及び非凝縮性ガスから成る被冷却ガスを冷却させて凝縮させる複数の伝熱管と、該複数の伝熱管を収納し前記被冷却ガスを内外に吸気及び排気するための吸気口及び排気口を有するケーシングと、前記複数の伝熱管のそれぞれに冷却材を供給する複数の伝熱管入口配管と、前記複数の伝熱管のそれぞれから冷却材を回収する複数の伝熱管出口配管と、前記複数の伝熱管入口配管へ冷却水を供給する冷却水入口ヘッダと、前記複数の伝熱管出口配管から回収した冷却水を合流させる冷却水出口ヘッダと、前記冷却水入口ヘッダに接続された冷却水供給配管と、前記冷却水出口ヘッダに接続された冷却水排水配管とを備え、 前記ケーシング内に前記被冷却ガスを吸気するための前記吸気口が、前記ケーシングの側面上部に相対向するように設けられていると共に、前記ケーシング外に前記被冷却ガスを排気するための前記排気口が、前記ケーシングの底面に設けられていることを特徴とする原子炉格納容器の冷却設備。
IPC (2件):
G21C 15/18 ,  G21C 9/004
FI (2件):
G21C15/18 A ,  G21C9/00 A
Fターム (1件):
2G002BA00
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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