特許
J-GLOBAL ID:201703005063453730
車両の制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人あーく特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-074490
公開番号(公開出願番号):特開2017-185850
出願日: 2016年04月01日
公開日(公表日): 2017年10月12日
要約:
【課題】リダクション機構におけるプラネタリキャリアとトランスアクスルケースとの間の摩擦力を低減できる車両の制御装置を提供する。【解決手段】運転者による要求パワーが増加した際(ST1でYES判定)、キャリア-ケース間の油膜厚さが所定値t1未満で(ST2でYES判定)、キャリア-ケース間の温度が所定値T1を超えている状況で(ST3でYES判定)、第2モータジェネレータMG2からのトルクの方向が正回転方向と負回転方向との間で反転した場合に(ST4でYES判定)、トルクダウンガタ詰め制御を実行する(ST5)。このトルクダウンガタ詰め制御では、エンジンのトルクを低下させる。これにより、プラネタリキャリアに作用するスラスト力が低減し、プラネタリキャリアとトランスアクスルケースとの間の摩擦力を低減でき、摩擦熱の発生や摩耗の発生を抑制することができる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
原動機から受けた動力を車両出力軸に向けて伝達する変速機と、電動機からの動力を受けるサンギヤ、車両出力軸側の回転体に連結するリングギヤ、前記サンギヤおよび前記リングギヤに噛み合うピニオン、このピニオンを回転可能に支持すると共にケースに回転不能に支持されたプラネタリキャリアを備えた遊星歯車機構で成る減速機と、が動力伝達可能に連結されて成る動力伝達装置を搭載し、前記動力伝達装置を構成するギヤとして、前記原動機のトルク発生時に前記プラネタリキャリアに対してその中心線に沿う方向に作用する分力を生じさせるはすば歯車が備えられた車両に適用される制御装置において、
前記原動機からの動力が前記車両出力軸に向けて伝達されている状態で、前記電動機のトルクの方向が正回転方向と負回転方向との間で切り替わる際、前記原動機のトルクを低下させるトルクダウン制御部を備えていることを特徴とする車両の制御装置。
IPC (8件):
B60W 10/06
, B60W 10/08
, B60K 6/445
, B60W 20/00
, B60K 6/365
, B60L 11/14
, F16H 3/54
, F16H 3/72
FI (8件):
B60W10/06 900
, B60W10/08 900
, B60K6/445
, B60W20/00
, B60K6/365
, B60L11/14
, F16H3/54
, F16H3/72 A
Fターム (29件):
3D202AA03
, 3D202BB01
, 3D202BB11
, 3D202CC02
, 3D202CC23
, 3D202CC34
, 3D202DD05
, 3D202DD16
, 3D202DD24
, 3D202DD36
, 3D202EE10
, 3J028EA28
, 3J028EB10
, 3J028EB16
, 3J028EB37
, 3J028EB62
, 3J028EB63
, 3J028EB66
, 3J028FA13
, 3J028FB06
, 3J028FB13
, 3J028FC13
, 3J028FC24
, 3J028FD15
, 3J028GA01
, 5H125AA01
, 5H125AC08
, 5H125AC12
, 5H125EE09
引用特許:
出願人引用 (4件)
-
駆動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2010-125718
出願人:トヨタ自動車株式会社
-
車両およびその制御方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-042169
出願人:トヨタ自動車株式会社
-
ハイブリッド車両およびハイブリッド車両の制御方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2012-223118
出願人:トヨタ自動車株式会社
-
自動変速機
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-064302
出願人:ジヤトコ株式会社
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審査官引用 (4件)