特許
J-GLOBAL ID:200903099246149978
車両およびその制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-042169
公開番号(公開出願番号):特開2008-201351
出願日: 2007年02月22日
公開日(公表日): 2008年09月04日
要約:
【課題】モータに接続された減速ギヤの歯打ちによる違和感を運転者に与えないようにすると共に燃費の向上を図る。【解決手段】高車速判定フラグFが値0(低車速)のときにはモータトルク(前回Tm2*)の絶対値が閾値T1未満のときに要求パワーPe*と最適燃費動作ラインとにより設定されるエンジンの運転ポイント(目標回転数Ne*および目標トルクTe*)から目標回転数Ne*を所定回転数Nsetだけ大きくして運転ポイントを変更し(S140,S150)、高車速判定フラグFが値1(高車速)のときにはモータトルクの絶対値が閾値T1よりも小さい閾値T2未満のときに運転ポイントを変更する(S150,S160)。これにより、モータが値0付近のトルクで駆動されている状態で生じうる減速ギヤの歯打ち音により運転者に違和感を与えないようにすると共にエンジンをできる限り効率のよい運転ポイントで運転することができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
内燃機関と、
動力を入出力する第1電動機と、
動力を入出力する第2電動機と、
前記内燃機関の出力軸と前記第1電動機の回転軸と車軸に連結された駆動軸の3軸に接続され、該3軸のうちいずれか2軸に入出力される動力に基づいて残余の1軸に動力を入出力する3軸式動力入出力手段と、
ギヤ機構により前記第2電動機の回転軸と前記駆動軸とを接続して両軸間の動力の伝達を行なうギヤ式動力伝達手段と、
前記第1電動機および前記第2電動機と電力をやり取りする蓄電手段と、
車速を検出する車速検出手段と、
前記第2電動機から入出力される駆動力が値0を含む所定駆動力範囲内にあるか否かを前記車速検出手段により検出された車速に基づいて該所定駆動力範囲を変更して判定する駆動力範囲判定手段と、
前記駆動軸に要求される要求駆動力を設定する要求駆動力設定手段と、
前記設定された要求駆動力に基づいて前記内燃機関から出力すべき要求パワーを設定する要求パワー設定手段と、
前記駆動力範囲判定手段により前記第2電動機から入出力される駆動力が前記所定駆動力範囲内にないと判定されたときには前記設定された要求パワーと前記内燃機関に対して課した所定の制約とに基づいて該内燃機関から出力すべきトルクおよび回転数からなる目標運転ポイントを設定し該設定した目標運転ポイントで該内燃機関が運転されると共に前記設定された要求駆動力に基づく駆動力が前記駆動軸に出力されるよう前記内燃機関と前記第1電動機と前記第2電動機とを制御し、前記駆動力範囲判定手段により前記第2電動機から入出力される駆動力が前記所定駆動力範囲内にあると判定されたときには前記設定された要求パワーと前記内燃機関に対して課した所定の制約とに基づいて設定される運転ポイントから前記ギヤ式動力伝達手段の異音が抑制される方向に移動させた目標運転ポイントを設定し該設定した目標運転ポイントで前記内燃機関が運転されると共に前記設定された要求駆動力に基づく駆動力が前記駆動軸に出力されるよう前記内燃機関と前記第1電動機と前記第2電動機とを制御する制御手段と
を備える車両。
IPC (6件):
B60W 10/06
, B60W 20/00
, B60W 10/08
, B60K 6/445
, B60L 11/14
, F02D 29/02
FI (5件):
B60K6/04 310
, B60K6/04 320
, B60K6/04 553
, B60L11/14
, F02D29/02 D
Fターム (27件):
3G093AA07
, 3G093BA19
, 3G093BA32
, 3G093DA06
, 3G093DA12
, 3G093DB05
, 3G093DB11
, 3G093DB15
, 3G093EA01
, 3G093EC02
, 5H115PA01
, 5H115PA12
, 5H115PC06
, 5H115PG04
, 5H115PI13
, 5H115PI22
, 5H115PU24
, 5H115QE02
, 5H115QE03
, 5H115QN03
, 5H115RE02
, 5H115RE03
, 5H115RE13
, 5H115SE05
, 5H115TB01
, 5H115TE02
, 5H115TE05
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)
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